30代女性を実感した話
こんにちは。
ビール屋でバイトをしている英語が話せるようになりたい30代女性です。
先日、バイト先に、ビール屋の社長の友人というおじさん2人がかなり酔っ払った状態でご来店しました。
そのときに、わたくしは30代女性だな〜と実感したことがあったので、記録しておきます。
酔っ払ったおぢ二人は、入店した瞬間に「おれたち◯◯(ビール屋の社長)の友達なんだよお〜」と大声で話し、ビールを注文もせずに、20代のぴちぴちバイトちゃんをとっ捕まえて、あれやこれやお話しされていました。
戻ってきた20代ぴちぴちバイトちゃんによると、そのおぢたちは
・某有名企業の取締役
・ビール屋の社長と友達、というか社長の先輩?
・聞いてもないのにビール屋の社長のプライベートなことを暴露してくる
らしく、久しぶりに面倒せえ客来た〜って感じでした。
その後も、ことあるごとに20代のぴちぴちバイトちゃんをとっつかまえて、あれやこれやお話しされており、バイトちゃんが10分とか拘束されてるので、見兼ねた社員さんが、バイトちゃんをそれとなーく救出しに行ってました。
ラストオーダーも取り終わり、みんな早く帰って欲しいなあ、の空気が流れる店内、バイトちゃんがレジ締めをしていたところ、おぢたちが、「お姉さぁん!」とバイトちゃんを呼び、「元気ぃ?」と、再びうざ絡みが始まりました。
絡み方がださい、そしてレジ締めさせてくれ〜
すでにおぢたちのグラスは空
ただバイトちゃんとしゃべりたいだけ
バイトちゃんの顔はめっちゃ引き攣っている
そんなに絡むならバイトちゃんにドリンクサービスしてくれ〜
お金持ってるんだろうから、店の売り上げに貢献してくれ〜
などと思っていた所、閉店時間になったので(いや本当は閉店時間じゃないけど、早く閉めたかったから閉店時間ってことにした)、30代女性のわたくしは、まだまだバイトちゃんと喋っているおぢたちのもとに向かい、「お話中すみません〜。閉店時間が過ぎたのでそろそろご準備お願いします〜。(ニコニコ)」とお声がけしました。
おぢたちは明らかに嫌な顔、そして「俺たちが社長に言えば、閉店時間なんてないから〜!」(は?)
わたくし「電気系統のトラブルがあって、このあと業者が来るんです〜、いつもより閉店時間早くて!ごめんなさい!」(あきらかに嘘と思いきや、本当にIHコンロが壊れていた)(夜に業者は来ないけど)
いろいろ察したおぢたちは、(とても不機嫌そうに)帰り支度を始め、20代バイトちゃんふたりを連れながら出口へ向かっていったのでした。
むかしむかしは、わたくしもおぢたちに絡まれる側の人間だったけれども、30代女性となったいま、20代のバイトちゃんたちを助ける側になり、なんとも感慨深い、ちょっと誇らしい経験をしたのでした。
こんなときに、「わたしもおぢたちに絡まれたいなあ、20代に戻りたいなあ、かわいい・若いだけで生きていきたいなあ」とは思わず、おぢたちにきっぱりと言葉と伝えた自分のことを誇らしく思い、ほっとしたというか、ちゃんと年相応に成長できてると感じたというか、そんな気持ちになれてよかったです。(?)
ちなみにおぢたちは、出口を出た後もバイトちゃんたちとおしゃべりしたそうだったけど、出口にある段差で思いっきりこけて、思いっきり足をくじき、足を引きずりながら無念そうに帰っていった、とバイトちゃんたちが教えてくれました。
ざまあみろおぢ!
若いねえちゃんに絡みたいなら、キャバクラ行くなり、パパ活するなり、ちゃんと課金すればいいのに、わざわざ友達が社長の店に来て、そんなに飲みもせず食べもせず、安く済ませようと思うところがださいと思うと同時に、そんなおぢたちには何か満たされないものがあってこのような行動になっているのかな、とも思う英語が話せるようになりたい30代女性でした。
おぢたちの生態について勉強してみようかな。
尚、一向に英語は話せるようになっておりません。
ではまた。
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