秋の夜
夜が好きだ。
僕の好きな絵はエドワードホッパーの「ナイトホークス」だし、好きな曲はさらうんどの「夜のライン」スキマスイッチの「スモーキンレイニーブル」とかとにかく夜がモチーフになっているものが好きなのだ。
夜は昼間より自分が風景に溶け込める気がする。
昼間なら丸見えな部分も夜なら隠せる。
隠せるからこそ昼にできない話も夜ならできる。
ただ夏の夜は苦手だ。
空気はムワっとしていて、暑くて、夜の飄々としたような冷たくさの中に温かみを感じる魅力が薄れてしまう。
最近は9月も尻尾の方になり、夜が涼しくなってきた。秋の夜長は散歩に行くしかない。
今日は今から散歩に行く。
12時くらいまで散歩して公園のベンチにすらラジオを聴く。夜の支配者になった気分になれるだろう。
夜の散歩は最高、っていう話。
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