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2023ロンドンひとり旅③プレミアリーグ観戦記:三笘薫の存在感は別格

クリスマスシーズンど真ん中のロンドンに、男一人で乗り込んできました。前回記事はこちら

この旅の目的のひとつ、プレミアリーグ観戦。
冨安選手のアーセナル本拠地・エミレーツスタジアムで、三笘選手所属ブライトンとの一戦を観てきました。そしてブライトンの本拠地アメックススタジアムも訪問。
サッカーの内容よりも、現地で知った・感じたことを、写真を中心にまとめます。


【Emirates Studium編】試合もツアーもすごい。

試合当日。ロンドンを本拠地とするアーセナルのホームスタジアムに向かう。混雑回避のため、最寄駅の隣のFinsbury Park駅から歩いて向かうことにした。

駅前には、当然のようにHome supporters onlyのパブ。
駅名由来であるFinsbury Park。
イギリスの公園はともかく心地よかった。

最寄のArsenal駅を経て途端にファンが増えてくる。そして念願のEmirates Stadium到着。
近年レギュレーションが変わり、今はA4以上のカバンは持込NG(かつ中身チェックあり)。そしてどの入口でも身体検査必須と厳重だった。

なおHISのツアーは、①クラブレベルでの観戦②フード&ドリンク③マッチプログラム④スタジアムツアー、がセットとなったOfficial Museum Packageを+20,000円でつけることができた。今回はそれを利用。

クラブレベルはいわゆる2階席。座席からの景色。
日本人らしき人も多かった。
CLOCK ENDのB73で観戦。クラブレベルはBゾーン。
ブライトンサポが21~23に居て近かった。

試合:2023/12/17 プレミアリーグ第17節 アーセナルvsブライトン

レビューじゃないので試合内容は割愛。どちらのファンでもない1プレミアリーグファンの(あくまで)個人的な感想を。

  • 試合開始前のノースロンドンフォエバーの合唱に感動。

  • 試合中のチャントは自然発生的でゆるめ。むしろ近くにいるアウェイのチャントが響く席だった。(Al~bion! Al~bion!)

  • 現地のサポーターはみな能動的に応援している(相手ファールに対するジェスチャーや拍手なども、ひとりひとり自由で自発的

  • Jリーグの生観戦と比較し、段違いのスピード・・・は実はあまり感じず(中継のほうがわかりやすい)

  • ただし試合のテンポはJリーグと違い、両チームの狙いが絶えず変化(ジンチェンコやライスの立ち位置など)し、ゆるむ時間が殆どない。90分があっという間。ここに一番感動した。

  • ウーデゴール最高。要所で客席を煽ったりチームメイトをケアするなどキャプテンらしい振る舞いも目立った。もう名実ともに立派なリーダー。

  • 冨安の負傷欠場は残念だったが、三笘を90分見れて一瞬のスピードも感じられた。満足。

  • ウォーミングアップでは、三笘の中心選手としての貫禄が感じられた。ケア優先だからかアップは緩め。それでも許される存在感

スタメン組で唯一スパッツを履き続けていたアップ中の三笘。脚のケア?

という、総じてクールな感想をもった。
行く前のイメージと異なりスタジアムの迫力や一体感よりも、サポーターひとりひとりが自由に能動的に試合に関わっている姿が印象に残った。
そしてそこに好感も持った。フットボールは自由で、楽しみ方も個人の自由と裁量だと改めて実感。
自分も最後は、前のめりにハヴァーツのゴールに歓喜の声をあげ、充分満喫して帰路へ。

スタジアムツアー:おすすめ。これはテンション上がる

HISのオプションで付けなくても、単体で£30で入場できる
マッチデーには開催されないので別日に訪れる必要があるが、プレミアリーグファンなら(グーナーでなくとも)それだけの価値は充分あり。
ガイドなしのセルフツアーなので、随時スタート・待ち時間ほぼなし。時間のない人は30分ぐらいで回れると思う(もちろん時間をかける価値はある)。日本語音声ガイドも聴ける端末を貸し出してくれます。

こんなところ見れますよ。を写真で紹介。

選手も通る地下の通路からツアースタート。
ちなみにツアーはall写真OK。
日本でもお馴染み、ベンゲルさんがお出迎え
まずはVIPゾーンから。
もちろん客席にも出られます。
ロッカールームへ続く道。テンション上がる!
熱い!!ちなみにアウェイチームのロッカーも入れます。
ロッカーに隣接するアルテタ監督の部屋。
試合後はここでアウェイチームの監督らと談笑するのが慣習なんだって。
ケアルーム。中には入れない。
bath。ここも中には入れず見るだけ。でも大迫力。
そしてピッチレベルにも出れます!本当はベンチに座れるんだけど雨の日はNG。残念。
インタビューブース。想像以上に狭い部屋が5~6部屋並んでいる。
選手っぽいインタビュー風の写真も撮れて、テンション爆上がり。
記者会見ゾーンにも自由に入れる。
監督の椅子は意外と普通だった。

世界最高峰の選手たちが、普段どんな環境でサッカーしているか。それを間近で感じられ、テンションがかなり上がった。
日本語音声ガイドも、いろいろと役立つトリビアを話してくれて刺激的。
ツアー全体を通じ、中継観戦の解像度が上がる素晴らしい内容だった。おすすめ。

このビッグクラブで活躍する冨安。誇らしい。

【AMEX stadium編】ショップ訪問。メンズのホームキットは完売。

翌日、三笘選手のユニ購入のためブライトンの本拠地を訪問。マッチデーではないので静かな訪問となった。ついでにブライトンの街もぶらつく。

Brightonはロンドンの南にある港町。鉄道で1時間程度で到着する。
まずスタジアム周辺の紹介から。
最寄駅はBrighton駅から3駅離れたFalmer駅となる。

こじんまりとしたFalmer駅とスタジアム。ほかには何もない、想像以上の田舎。
Superstore入口、意外と客は数組いた。そして意外と日本人はいなかった。
ホームキットは展示で見てのとおり、キッズ向けしか残っておらず。
下段が2ndユニ。メンズはSサイズと3Lしか残っていなかった。

事前に調べ分かっていたがホームユニは売切れで増産予定もないっぽい。がっかりする日本人を慰めるのにも慣れていそうな店員。
諦めて2ndユニのSを選んでレジに持っていく。「背番号つける?」と聞いてくるので勿論22番MITOMAをセレクト。
なおプレミア仕様とEL仕様はどちらか選択式。ELマークも貴重と心惹かれるも、やはりプレミアのライオンマークには勝てなかった。

レジで決済が終わると、シャツ持って別のカウンターへと促される。8minで出来るよと言われ、作業シーンを見守る。

このカウンターには、シャツを買ってから行きましょう。(1敗)
やっぱ2ndでもテンションあがる。背番号のライオンマークかっこええ!

なお、オレンジの3rdシャツは背番号がつけられないそうなので、2023年12月現在でメンズの三笘ユニが買えるのは2ndだけ。M~2Lが既に在庫切れなので注意です。
ちなみにこれは友人へのプレゼント(自分はユニ集めていないので)。でも、ユニを買うとテンションが上がるという貴重な経験をさせてもらった。

おまけ①:Stanmer Park

Falmer駅周辺はスタジアム(と大学ひとつ)以外、何もない・・・と思っていた。が、徒歩5~6分で行ける公園、というか自然保護区がある。ここStanmer Parkが個人的には結構よかった。

この写真を見れば、Falmerがどれだけ田舎か少し感じてもらえるだろう。

地平線までつづく、広大な緑。
日本の富良野を彷彿とさせるスケールだった。

過去、三笘選手はインタビューで「ブライトンは自然豊か」と言っていた。「ああ、こういう景色を見ながら毎日練習場に通っているのか」など、想像が膨らむ。そんな人にはおすすめ。
ただし園内はかなり歩く。この写真の撮影場所まで入口から15分程度。そしてまだ入口周辺エリアというスケール。
もちろん全部は回れないが、中腹にある農園市場OneMarketのコーヒーは美味しかったので余裕のある方にはおすすめしたい。

うまい。そして空気がゆるい。いい公園。
そして、こんなところもタッチ決済。

おまけ②:ブライトンぶらり街歩き

帰路がてらブライトンに立ち寄り。Falmerが富良野なら、Brightonは函館といった様相。観光地でした。

坂を下れば海岸へ。
海岸沿いのこの店でフィッシュ&チップスを食す。魚は揚げたて。でもてんぷらのほうが旨い(笑)
ブライトンの目抜き通り、Kensington Garden

この写真の左手に見える花屋「GUNNS」が、過去、三笘選手がインスタで上げていた花屋だった。
プレミアの選手がこんな人通りの多い通りで写真撮っていたのか、と少し驚いた。アクセス良いところなので三笘ファンは訪ねてみては。

花屋近くのカフェで小休止。
この旅で何杯コーヒー飲んだか。好きだからいいのだが。
街の上から眺めたブライトン。
坂の街でした。

ということで、どちらも大満足のスタジアムでした。
あ、ちなみに両方all cashless stadiumです(たしか)。もはや現金のほうが不便である。
次はブライトンホームの試合を見に行きたいなぁ。

さて、最後はもう一つの旅の目的だったライブハウス、そしてクリスマスシーズンのロンドンについてまとめます。

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