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ダイバーシティな街って平和そう?(シドニーを見て)

"ダイバーシティ"で思いつくのはどこですか?

ダイバーシティとは"多様性"という意味で、
色んな国籍、人種、宗教、年齢、性別の方がいる世界。

私が初めてそんな世界を見たのはハワイでした。

特に印象に残っているのが、
とあるお店で店員さんが見た目アジア系の方で
出身地やルーツを聞いて話を聞くのが好きなぽ母が、店員さんに出身がどこの方なのか質問していたんですが、私が想像していたのは「⚫︎⚫︎から移住してきました」みたいなシンプルな答え。

それが「父は香港で、母は台湾と日本のミックスで、私はハワイ育ちです」というような、とても文化的背景の豊富な方だったことにビックリしたのを覚えています。

なるほど。
多国籍だと、そういう感じになるのね!

これぞ
リアル「イッツアスモールワールド」だなと
素敵な世界だなぁと感じました。

でも、案外他にも多民族多国籍な場所はたくさんあって、
例えば、シンガポール、クアラルンプール、オーストラリアも。
(他にもスイスとか、たくさんあるのだろうけど自分が行ったことない場所に関してはよくわからないので触れないでおきます)

私の数少ない経験値からの印象にすぎないのですが
実際に行ってみて思うのは
ダイバーシティな街って文化的な面で視野が広くて平和で幸せそう✨
ってこと。

多様な人がいるからこそ
みんな多様性を理解し合おうとしているのを
強く感じます。

多様性による自己を主張するというよりは
多様な相手を理解しようとする人の方が
多い印象です。

ただ、
自ら好んでダイバーシティになった都市(ダイバーシティを好んで人が集まってくる都市)と、
有無を言わさずダイバーシティになった都市とでは
また違うのかもしれないし、
ダイバーシティだからこその問題もあると思います。

平和的にダイバーシティになったかどうかは、その後の街の雰囲気に大きく影響するかも。

もっともっと
世界の歴史的背景を勉強する必要がありそうです。

そう考えると、ここでこんなに安易に
「ダイバーシティ=平和」なんて語るのは
どうなんだろう…と思えたりもしてきますが、

少なくとも色んな人がいる環境にいるということは、そういうことについて考える機会が多く、自然と「自分とは異なる人」への配慮を考えるようになるし、経験値も高くなるんだろうなぁと思ったりします。

また、その国の治安て、
時が経てば変わったりもするもので
数年前まで平和だった国がいま危険だったり
数年前戦争していた国がいま平和だったり
常に世界は変わるものよね⚡️

シドニーの居心地の良さ

ところで、
オーストラリアはいつからこんなに多国籍な都市になったんだろう?

調べたら、オーストラリアは
戦前は白豪主義ですごーくクローズドな国だったそうです。
先住民のアボリジニに対しても差別がありました。

でも、第一次世界大戦、第二次世界大戦で
深刻な人口減になり労働人口が足りなくなり、
国防や経済のために人口を増やす必要があったんだそうです。

で、移民政策をし1945年〜1959年にかけて
700万人だった人口が1000万人に増え、

1972年には白豪主義をやめ、
多民族・多文化主義政策を導入。

現在は、国民の約4人に1人が海外生まれで、200以上の異なる民族的背景を持つ人々が暮らしていると言われているんだそうです。

アメリカやイギリスにも、
日本よりは多国籍な人が暮らしているけど、
それらとオーストラリアが違うのは
「多文化主義」であること。

要は、それぞれ異なる文化を持つ人たちも対等な立場で扱われるべきですよね!っていう考え方なのだそうです。

なので、色んな国の料理やイベントもたくさんあるんだそうです。
1つの国の中で、世界旅行してる気分になれるくらいなのだとか!

やっぱり文化の近さから感覚が似てるのか、
アジア人はアジア人で集まったり
南米人は南米人で集まったり
しがちなところはあるみたいだけど

それにしても、
本当に優しい人ばかり!

リアル「イッツアスモールワールド」な
素敵な世界だな✨って感じました。

長く住むと、また印象変わったりするのかな?

サポート大変ありがたいです(*ノωノ)☆彡