クリムトフィギュアを手に入れたからYMOの増殖にしてみた
クリムト展で売っている話題のクリムトフィギュア。私はこのフィギュアを買いに行くためだけに平日の東京都美術館のクリムト展に行きました。色々な言い訳を考えて業務時間中に!!!
平日だと言うのに美術館からからあふれる人の行列。こんなにクリムトは人気者なのか…と、圧倒されながらも20分ほど並んで会場へ。展示もそこそこに急ぎ足でギフトショップへ。
そして実際にフィギュアを手にして感動したのです。そのあまりのチャーミングさに。
御覧ください。これがクリムト展で買ったフィギュア単体。特徴は目が点。そしてほのかな微笑み。おでこについた栗のような物体。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからクリムトかぁ!と叫んだのは言うまでもありません。
栗ムト…ということですね。あえてハゲ散らかった髪型を整え、栗状に見せかける…。フィギュアの原型を作った方の、熱く重厚なコンセプトを感じずにはいれませんでした。
私は過度にデフォルメされた栗ムトを見ていると往年の有名レコードジャケットを思い出したのです。「どう見てもYMOの増殖じゃね?」…と。
YMOの増殖は1980年にリリースされたYMOの4作目のアルバム。もちろん私はリアルタイムでは聴いていませんがYMO伝説は今も語り継がれており、レコードジャケットだけでも有名な一枚。
クリムトとYMOという一見かけ離れたイメージ同士を合体させることで新たな価値を再発見できるというかできないというか。
そして出来上がったのがコレ。
カオスですね。チャーミングなクリムトおじさんが猫を抱えながらいっぱいいます。増殖しちゃったんですかね。
ちゃんとウィーン分離派の文字も入れたところに私のこだわりを感じてもらえると幸いです。
しかし、改めて出来上がったクリムト増殖を見るとぜんぜんYMOじゃないというか、クリムトの世界観も表現されてないというか。そもそもYMOとクリムトに一体何の関係があるのか?
mmmm.....
ソレハチョットワカラナイ
でもクリムトおじさんは「そんな事気にしなくっていいんだょ」と言わんばかりの優しい目で私を見つめていました。
フィギュアの優しさに触れた夜。嬉しくなって私は枕を濡らしました。
ありがとうクリムトおじさん(おわり)
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