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将来のオタク仲間つくり。孤立しないために考えること。

おはようございます\^o^/。
毎朝聞いているVoicyの佐々木俊尚さんの配信で、高級高齢者施設に入居した方のお話を聞きました。
母の介護や自分の年齢を考えると、近い将来です。


高額な費用を支払い入居

その方は70代で千葉にある高級高齢者施設にお1人で入居されたそうです。入居費用6000万円。驚きの金額です(⊙o⊙)。
全ての施設が揃っていて、入居当初は『これで安心』と思っていたとのことですが、2年で退去しました。

海も近く、最上階の部屋にはキッチンもあり、まだお元気なので自炊を良くしていたそうです。ローケーションは最高。温泉や施設も完璧。全て施設内で済ませられる。

テレビドラマにあった【やすらぎの郷】をイメージして、元女優さんやテレビ関係者、作家などと日々、クリエイティブな話や、華やかな時代の話などをして過ごせると考えていたようです。

ご自身もライブハウスを経営していた方で、華やかな時代を過ごされたのだと思います。

奥様との関係のこともあり、施設に入居を決め、実際2年間過ごされたのですが、理想とは違っていました。

地域との関係

まだ、お元気なので、地域のテニスサークルに入り、仲間も出来ました。それがちょっとしたことでこじれてしまい『お金があると思って…。』などと陰口をたたかれたそうです。

陰口を言われたことに驚いたのではなく、仲間だと思っていたのに”ただのお金持ちの気に入らないやつ”のように思われていたことにショックだったそうです。

好きな音楽の話をする相手もいない、都心から離れて劇場や映画館、娯楽施設もなく、街を歩いても人が少ない。都会に住んで働いていた人には寂しく、刺激も足りないですね。

ご本人も書かれていましたが、”施設に入るには10年早すぎた。”
施設には車いすの方もいて、自分は体も動くし働く意欲もある。今の自分には向いていないと辛くなり、都心へ戻る決心をしたそうです。

高齢者の男性問題

女性は男性に比べて施設でも楽しく暮らせる方が多いようです。
いくつになっても『女子トーク』は出来るからです。趣味や好きなことの話など、コミュニケーションが得意なのでもしかしたら一人で家にいるよりも元気に暮らせるかもしれません。

問題は男性です。高齢者の男性は一人で趣味をしたりあまり仲間を作れない場合も多いようです。思い出したのですが、私の祖父も友人と話している所を見たことがありません。毎日読書をしてテレビを見て散歩をしてたまに詩吟を謡って。と全て一人でした。

佐々木さんいわく”マウントをとる人が多いので、仲間が作りにくい”そうです。今の高齢者の方の時代がモーレツサラリーマン時代なので、どうしても出世が全てだったため、そうなるのかなと思います。

1人で楽しむことは良いと思います。私も1人遊びが大好きです。誰に気兼ねなく楽しめます。ですが、たまにものすごく誰かとお茶やランチをしたい衝動にかられ、めったに自分から言い出さないのですが、Lineでお願いしたりします。

孤独はいいのですが孤立してしまうと辛いです。

オタクの仲間作り

時代が変わると、流行っていたものや好きなことも違ってきます。今から施設に入居する年代の方は映画や漫画・音楽など多種多様になると思います。その中で自分の好きなことを話せる相手を施設に見つけられるかはとても大切だと配信で話されていました。

これはあまり考えなかったのですが、確かに重要です。そういう人がいるかどうかを最も最優先して入居先を決めてもいいかもしれません。

自分に置き換えてみて、共有・共感がないとすると、部屋に閉じこもり、一人の世界に入りそうです。私は女性ですが男性並みに1人が好きで集団でいることが苦手なので、少数でいいので話せる相手がいないとどうなっていくのか?怖くなります。

施設のレクリエーションもクラシックだったりロックだったりK-POPだったりといろんなジャンルの音楽を楽しんだり、映画を観たり、漫画を読んだりと出来るよになるといいのかなと思います。

オタクという言葉はネガティブなイメージを持たれそうですが、個人的には凄いと思っています。好きなことや物に深い知識・注ぐ熱量の多さに、羨ましく思います。

本気で本音を話せる相手は本当に貴重で幾つになっても必要です。

まとめ

幸せや安心は完璧な施設や収入の高い人に囲まれることではないのですね。自分にあった場所・人・物があれば幸せなのですね。

そこそこ幸せな時は気づきにくく、合わないと感じた時に気づくのは人間のさがでしょうか。

私も将来は施設へ入るのか、病院なのか、一人で自宅にいるのかはわかりませんが、孤立はしないようにしたいです。

健康も大切ですが、孤立しないことは、もっと大切な気がします。

そのためにも、興味のあることやしたいと思うこと、学びたいと思うことは積極的にして、オタク仲間作りに励みます。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どなたかのお役に立てます様に。

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