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夏はあつい。

就職活動をするときによく聞く「自分のやりたい事を!」という最強最悪のフレーズ。
まるで空気のように浸透している「やりたい事をやるべき」という風潮。
私は、そんな言葉にとらわれるる必要はないって思っています。

そもそも、やりたい事をやる のと やり続ける のは別のお話。

例えば、「ピアノが弾きたい」として、
寝食を犠牲に、他の楽しみを犠牲にして「ピアノを弾き続ける」。
そして開かれる世界があると思います。
そこには、「続ける」という才能がありますし、
その過程で起こる苦しみと向き合う覚悟、乗り越える努力もあります。

これと同じ意味合いで「自分のやりたい事!」を「就職」において見つけるのは、ほぼほぼ不可能に近いんじゃないかなと。

だけど「自分のやりたい事を!」という言葉にとらわれてしまった場合、
これと同じような意味合いで、自分のやりたい事を探してしまって、
自分探しの森に迷い込む人って多いんじゃないかなと思います。
これは視野が狭くなっているからだと思います。
「やりたい事」というと「何か一つの事」と勝手に思ってしまう。
別に、「やりたい事」が仲間とキャッキャしながら切磋琢磨して、苦しい事も乗り越えて、充実感を得る、とかでも良いんじゃないなと思います。

私は自分のことを、俗物だと、圧倒的俗物だと認識しております。
スパイ小説は好きだけど、あらゆるものを読み続けるほどではありません。
楽器もすぐに投げ出して、世界の人々に感動を与えるほどの成果は出していません。
数学者になろうと意気込んで行った大学、いまでは「微分?なにそれ」という始末。

それでも私は世界を変えようと思っています。
一人ではできませんのでみんなでやります。

「地球の健康を見つめる」

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