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【レポート】ポータル3「エターナル・サンシャイン」

8月10日(土)に3回目のポータルを開催しました。
今回のテーマ映画は、ジム・キャリー&ケイト・ウィンスレット主演の「エターナル・サンシャイン」(2004)。監督はミシェル・ゴンドリー。
互いを忘れるために「記憶除去手術」を受けるカップルが主人公のラブストーリーで、物語の面白さと斬新な映像表現が世界中で高く評価されている名作です。
当日は12人が高円寺のCafe & Bar BIG FISHさんに集まりました。

【グループトーク】
まずは1組あたり3~4人のグループに分かれ、自己紹介と「エターナル・サンシャイン」の感想を発表していただきました。

話を伺っていると、「エターナル・サンシャイン」がオールタイムベストの人、ミシェル・ゴンドリ―作品が大好きな人、ジム・キャリーの大ファンの人、イベント参加を機に初めてこの映画を観たという人と様々。
中には実際にニューヨークへ行ったことがある人もいて、「市内からモントークまでの距離」といった劇中の細かい描写に関する解説を聞くことができました。

その後はトークテーマに沿って話を進めます。列挙すると……。
●ジョエル(ジム・キャリー)について
●クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)について
→クレムの髪の色についての議論が盛り上がりました!
●ラクーナ社の連中(イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト、マーク・ラファロ、トム・ウィルキンソン)について
●ジョエルとクレムのその後について
以上のような内容でじっくり語り合いました。

【監督ミシェル・ゴンドリ―について】
グループトークの後は、「エターナル・サンシャイン」の監督ミシェル・ゴンドリ―について詳しく知る時間にしました。

まずは、彼の経歴やフィルモグラフィーといった基本的な部分を確認。
そこでは以下の4作品をピックアップしました。
・恋愛睡眠のすすめ(2006)
・僕らのミライへ逆回転(2008)
・グリーン・ホーネット(2011)
・グッバイ、サマー(2015)

またゴンドリ―は様々な海外アーティストのMV(ミュージックビデオ)監督としても知られているので、その中の有名な作品について触れました。
・The White Stripes/Fell In Love With A Girl(2002)
・The Chemical Brothers/Let Forever Be(1999)
・The Chemical Brothers/Star Guitar(2002)

ゴンドリ―は他にもビョークやカイリー・ミノーグ、ダフト・パンク、フー・ファイターズ、レディオヘッド、マッシヴ・アタックなどのMVも手掛けているのですが、そのすべてを紹介しきれなかったのが残念!
ただ彼の代表作は1枚のDVDにまとめられているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION(Amazon)

【記憶ゲーム】
この日は、最後のプログラムとしてゲームを行いました。
記憶を扱った映画である「エターナル・サンシャイン」にちなんだもので、その名も「記憶ゲーム」!
ルールは単純。
最初にお題が出されます。それについて1人ずつ順番に解答していくのですが、「前に出た解答をすべて言った後に」自分の答えを言わなければなりません。
例えば、お題が「映画のタイトル」の場合。
Aさん「タイタニック」
Bさん「タイタニック、美女と野獣」
Cさん「タイタニック、美女と野獣、ゼイリブ」
Dさん「タイタニック、美女と野獣、ゼイリブ、万引き家族」
Aさん「タイタニック、美女と野獣、ゼイリブ、万引き家族、ジュラシック・パーク」
……以下繰り返し。
前の解答のどれかを飛ばしたり、言い間違えた人はアウトで脱落します。
長期戦になればなるほど覚えなければならない内容が増えていき、難易度がアップ。つまり、自らの記憶力が試されるゲームなのです。

まず全体を2つのグループに分け、それぞれのグループごとに1回戦を行いました。審判はゲームに参加していない方々です。
どの回も意外なほど長期戦になりましたが、ここまでの間にお酒を多く飲んでいる人ほど不利になっていました(笑)。

その後は1回戦各グループの上位2人、計4人で決勝戦。
お題は「映画俳優の名前」で行い、これもかなりの長期戦に。笑いと涙(?)の中で優勝者が決まりました。
参加された皆様、お疲れさまでした。

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