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【story02】診断結果

story01の続きです~。

検査結果の場面なので、ちょっとリアルです。

なので、不安に感じる方は
読まずに閉じてくださいね。。


診断結果にきょとん


針生検をして約2週間後・・
診断結果を聞きに行く日。

乳腺の先生も悪いものではないと言っていたし
旦那さんも「しこりも固くないし
大丈夫じゃない」と話していたので、
ハンカチも持たず、軽装で病院へ行きました。



診察室に入ったら、
なにやら先生が曇った表情をしています。

「えーっとね・・」
なんだか言いづらいそうな雰囲気です。

(あれ・・・?)
何だか違和感を持ちつつ、

耳を澄ませていたら・・



悪性のものが見つかって・・・


(ん??)

(え?あ・・くせい?)



そのときの表情はおそらくこんな感じ。


言葉にするなら
きょとん。


え?
あくせい?

あ、悪性?
・・がんってこと?






それからはもう心が
此処にありませんでした・・。


ことの重大さもわからず、
先生の言い方や表情を見て
より不安が襲ってきて。

でもハンカチもないから泣けず
話を聞く姿勢を保って
なんとか堪えるのが精一杯。。

看護師さんから
他の検査の説明などもあって
大丈夫?と聞かれて。

大丈夫です、と答えてるけど、
大丈夫じゃない。
堪えるしかない。


あー
ドラマでは見たことあるけど
こんな感じなのかなぁ~って。

さらに、先生は説明をしながら、
「検査して見つかって良かった」
「早期で良かった」
と話しました。

うんうん、早期だし・・・


ん、、そうき・・だから?



え、早期でもいやなんだけど!!

何も良くない!!
IYA~~!!!!


そこからは後悔の嵐でした。

・前の病院でもっと診てもらえば良かった
・新しい病院へもっと早く行けば良かった
・保険ちゃんと入っていればよかった
・酒を飲みすぎなければよかった
・もっと早く痩せればよかった
・運動もっとすればよかった
・結婚 出産 早くすればよかった

などなどなど。


でも今更どうしようもない・・。


がんじゃないですって言われて、
安心したかったのに。

まさか自分が、
この年齢でなるなんて・・!

涙で目が曇ってきた。。


このときは癌についても
ドラマのイメージしかなくて、
辛い治療で毛が抜けたり
命の危険がある病気と思ってました。

それに、たぶん大丈夫だろうと
思っていたので、
かなりショックでした。



声を大にして伝えたいこと

検査結果は万が一があるので、大切な人と聞こう

どんな病気もですが、
特にがんって診断されるのは、
思っているよりもショックが大きいです。

必死で聞いてるつもりでも、ただでさえ
動転して思考が固まってたり緊張してます。
専門用語が分からなかったり
その場ですぐ理解するのも難しいです。

なので家族や大切な人と一緒に行くか、
医師に家で確認したいなどと伝えて許可をとり、
録音されるのをおすすめします。

気になったら検診行こう

がんを発見したときから
治療の世界へ突入して
辛い思いもたくさんしたのですが・・

検診で見つけられるなら、
早期で発見するに越したことないです。

全身に転移してしまったら、
死亡率も大きく変わってきます。

治療(抗がん剤や薬など)も続くし、
生活のQOLも変わってきます。

なので、気になったら検診をおすすめします!

あと、乳がんは触って発見できる
唯一のがんみたいなので、
セルフチェックも重要です。

私もたまに触ってます。



あ、あと
お胸に関しては、乳腺外科が専門です。

いや、知ってるよね・・。
(´・ω・`)


次回に続きます~。

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