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プロカメラマンについて考えること

プロカメラマンになりたい方はどのくらいいるのだろうか?最近はニューボーンフォトや七五三フォトでママカメラマンも増えた。

プロカメラマンのニーズも増加している。僕もお金をもらって七五三や家族写真、プロフィール写真を撮影しているのでプロカメラマンの部類に入る。

作業療法士を先に取得したのでそこまでプロカメラマンになるのは苦ではなかった。作業療法士の国家試験前は朝7時から夜の10時までメシを食う以外はほとんどぶっ通しで勉強した。

しかも当時は大手術を受けた後で、3か月なんと流動食。スポイトで重湯やみそ汁を飲んで泣きながら国家試験の勉強をし、学校に戻っても朝から夜までぶっ通し。しかも頭に大きな装置をつけていたのでまだその痛さが残っていた。

そんなほとんど死に物狂いで国家試験の勉強をしていた分、成績は3か月~半年もたたずに一気に伸びて、クラスでも10番以内には入っていた。もともと数学は好きで入学試験で100点だったので国家試験とかにも強いのだろう。

その年は国家試験合格率がそれまでより低い年だったが一発で合格した。
そして、その後は勉強したい気持ちが湧き、施設に働きながら医学系の通信の大学に通い無事3年で大卒した。

大卒だって簡単じゃない。教科書を読んでノートに書いて、パソコンで授業を聞く。半年に1度は東京や埼玉の大学の本校やサテライトキャンパスに通わなければならない。その後各科目の試験がある。

僕の場合は編入学だったから、2年行けばよかったが、流石に仕事に行きながら勉強していたので3年かかった。3年目には卒業論文だってある。

全日制とそこは変わらない。大学に通ったのは心理学の勉強をしたいという気持ちと一度は大学に行きたかったという気持ちが錯綜していた。

だがそれもクリアした。もう最後はほとんどヤバかった。卒論も先生に1回、2回は対面で会わないといけない。普段はオンラインでもよかったが、それで論文読みながら自分の研究題目に合わせて論拠を示さなければならなかった。

専門学校でも卒論をしたが、大学でもやった。2度目だ。流石に仕事しながらだって週末に飛行機で学校にいかなければならないのが重なり、仕事場には本当に迷惑をかけてしまった。

って感じだ。終わればどうでもなかったのだが。努力した~とかない。本当に好きでやっていたのでだれかがいうように努力を努力と思わなかった。

試験とか大学で勉強するのはまじでいい。仕事よりも勉強が好きだった頃だ。そりゃ見返してやりたい気持ちもあった。僕もこうみえていろいろ抱えていた。

話を元に戻すと・・・自民党の青山議員ではないが( ̄▽ ̄;)。とにかくプロカメラマンなんてそんなのに比べたら簡単だ。誰にでもなれるといって差し支えない。特に今の時代はカメラ一台あれば本当に誰でも副業レベルなら稼げる。

もちろんカメラの使い方だけではダメで、お客さんに信頼されるコミュニケーション術は必要だ。僕はその点、普段から患者さんやその家族様、職員などとの関りがあった。

それにだ。こういうこともあった。ある職場に初めて就職した日にいきなり上司にあたる人から「2階行って、ウチの患者のリハビリしてきてください」と言われた。あなたはどう感じるか?専門職だからできるのでは?と考えるか。

流石に無理だ。カルテも見ていない状況で、しかも見学すらないのだ。まったく情報0の職場でいきなりリハビリしてください。なんて流石の専門職でも無理なのだ。しかし僕はその日やり遂げてしまった。

情報は最小程度は確認したとはおもうが、まったく知らない状況でもしなければならない状態なんて世の中にはある。もちろん新人ではなかったのだが、流石に理不尽な状況でも仕事はしなければならない。

ただし、情報収集はしておかないといけない。

同じような状況はプロカメラマンの現場でもある。最小限の情報収集はしておいて現場に臨まなればならない。

子供が泣き出してしまったり、時には15人くらいの家族写真だってある。動画を撮影しながらスチールカメラ(静止画)をとらなければならないことだってある。

編集作業も楽ではない。500枚の写真を統一しなければならない。アマチュア撮影でポートレートモデルさんに怒られたこともある。300枚の中の1.2枚だけが同期ミスだけでだ。

仕事は楽ではない。どの仕事も簡単ではないのだ。ちょっと前にカメラを教えた生徒さんが、「お金払わないとプロにはなれない」「僕には写真編集なんてできない」「仕事で時間がないのでやっぱ難しい」みたいなことを言っていた。

僕から言わせれば時間は作るものだ。お金は最小限でいい。確かに最初はだれかから教えてもらった方が早い。YOUTUBEでもいいが、最初は誰かに付くべきだろう。それでも初期投資10万円くらいあればそれもできる。

カメラだって今なら5万円以内である程度の撮影はできるだろう。それも惜しむのなら最初からカメラマンなんて無理だ。でも大概の人はクリアできるはずだ。

あとはモデルさんを練習台にさせてもらって繰り返し練習をし、ポートフォリオを完成させ、SNSやマッチングサイトでどんどん売り込んでいけばいい。それで多いときで1か月4,5万なんて稼げる。

お小遣いレベルにはなれるはずだ。それでメシを食うレベルになるのにはまた努力が必要だし、エネルギーや投資が必要になってくる。

でも最初からあきらめるなんてナンセンスだ。カメラマンで稼いでいけるのはおそらく一部分の人だけだろう。でもプロカメラマンになるのは今の時代誰でもなれる。お客さんを撮影したい。世の中に貢献したいって気持ちがあれば、副業で年間10万円~30万円くらいはいけるはずだ。

せっかく高いカメラを買ったのだから元の分くらいは返したい。

また教えた人の中に「定年まで時間がある人はいいですよね」って言われたが、(なんとひどいことをいうのか・・・と思ったが)カメラに時間を掛け投資をし、しかも本業をしながらやってきた。確かに家庭は持っていない。
でも人1倍、いやあえていいたい。人の数千倍努力したし投資してきた。でもボクの性格なのか人の目の前で怒ったことがほとんどない。

だから人と比較してはいけないのだ。比較は絶対ダメ。コーチングを勉強した時によくコーチ陣に言われたことだ。確かに環境や考え方が一人一人違うのに、周りと比較をして「俺はできない。私はできない。あなたがそんなリソースや人脈を持ってうらやましい」って言うのはいかがなものか。

それで自分を守って結局できないことを肯定してもその先はない。成長や成功はありえないのだ。

おそらくだが、僕以上に負荷をかけてプロカメラマンになった人はごまんといる。子育てをしながらカメラマンをしたり、勉強したりSNSなどで営業かけたりなんてざらだ。

年齢を理由にしてもいけない。70歳や80歳でカメラを初めて触ってプロになる人も少ないと思うが今の時代なっているらしい。

つまり定年まで時間があるからいいよねなんておかしいのだ。むしろ国の方針で働き方改革で副業が許される時代になっている。そのうちそれが義務レベルになる時代もそう遠くあるまい。

やりたいことで仕事をする。家族をみていきながら自分の仕事をしていくというのは理に適っている時代だ。しかもジェンダーの時代だ。なんでもありなのだ。そんな時代なのに僕には(したいのに)無理とか言っている人には流石に腹が立ってくる。

大手術を受けて、ろくにメシも食べれず国家試験を事実上半年で突破したボクが言うのだから少しは説得力があるかなあと思うのですが💦。

なんだってできる。僕よりすごい状況で人生の艱難に立ち向かい成功した人はごまんといるだろう。そんな人たちには僕の経験すらおこがましいレベルかもしれないが、人生そんな感じだ。

本気を出せば、絶対できる。作業療法士、社会人サークル主催、プロカメラマン、動画編集。なりたいとおもって本気で取り組んだものは確かになれた。稼いでいるかは抜きにして。そこは言える。

あなたも本気で取り組まないか?必ずなれる。今よりかは稼いでいる自分にきっとなれるのだ。信じてほしい。






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