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Jリーグの開幕戦を見に行った話

岡崎市に住む親戚の家を訪ねた後、トヨタスタジアムにJリーグの開幕戦を見に行った。
Jリーグを見るのは20年ぶりくらいで2回目。
すごい数の人が集まっていた。
確か観客は3万5千人とか。
ホームとアウェーでサポーターが交わらないような同線になっていた。
ヨーロッパサッカーとかでサポーターが暴徒化する場合があるから警戒しているのかもしれない。
席は4階の最前列だった。
ちょうど席に着いたタイミングでキックオフ。
サポーターの声、白と赤のユニフォーム、ちょうど見える位置にある満月。
名古屋グランパスは劣勢で前半早々に失点した。
私の後ろの席で高い声の罵声が聞こえだした。
「なんでシュート打たねーんだ」とか「マジくそだな、これは負けるわ」とかそんな感じ。
4階でそんなに騒ぐ客がいることに驚いたが、声色から生意気な声変わり前の小学生男児だと思っていた。
その悪ガキのような声はどんどん聞こえてきて、ちらっと見ると、金髪が汚くなりだしたヤンママだった。
これは衝撃。
母親が子供を隣に連れてこんば罵声を選手に浴びせるのかと。
こんな親ではろくな子に育たないのだろうとか思ってしまった。
うーん、子供って相手がいれば感覚的に誰でも作れてしまうからな…。
という感じで気分も悪いし、DAZNのハイライトを見るくらいでちょうどいいと判断して前半を見てハーフタイムで早々に退散した。
付き合わせたSさんには申し訳ない。
帰りはすこぶる寒く、気温は2℃だった。
風も強く、体感は氷点下か。
豊田市駅のスタバでデカフェのコーヒーを買って帰った。

この日を思い出して頭に浮かんだのがマンションの下の階の住人だ。
4人家族、子供は小学生直前が1人と2~3歳児が1人。
ドタバタ走る年齢と泣きわめく年齢。
そんな状況は私には関係ないので、モラルを持って生活してほしいところだがうるさいのだ。
うるさいとこちらもそれを認知させるべく音を立てるのだが、それに対してやり返してきた。
これはどうなのか、下の階の天井をドンドン押しているので大人だ。
彼らはメタ的に自身の状況を認識できていないのだろう。
想像力が欠如していると思う。
ただ、この状況はSさんに多大なストレスを与えている。
私は黙らせるまで徹底的に対抗してやろうと思っているが、それではSさんのメンタルはすり減る一方だ。
そんなしょうもない下の階の家族に付き合ってられるほど暇でないことも確かだ。
何か嫌だなとか、これはどうしようもないな、という直観は年を重ねて精度が高まってきたと感じているが、この問題はそれかもしれない。
そうゆう時は、そうそうにこちらから離れるべきなのかもしれない。
お金も選択肢もあるので、そのような相手に付き合うべきではない気がしている。
サッカー場のヤンママしかり、下の階の住人しかり、普段働いていると絶対に交わらない人種と日常生活では関わることもあり、それが不要なストレスを私とSさんに与えている。
子供は公立小学校に通わせて色々な人間がいる世の中を理解させる必要があるとか聞くが、我々大人はそれを既に知っているので対処するべきだ。
子供は安全環境だけで育つと世の中には善人しかいないと思ってしまって(本能的な危険なサインを感知できない)、ホストに薬漬けにされたり詐欺の受け子をやってたりするのかもしれないから難しいね、と思った。

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