恭「仕事辞めたいときって誰にでもあるよね」
流「やめれば？」
恭「とりあえず家計簿つけはじめました」
流「遠すぎない？」
恭「人間にとっては小さないっ」
流「低い志にアームストロングの名言あてないで」
恭「思ったより金使ってた」
流「自分に甘いからじゃない？」
恭「過去に家計簿つけていたんですよ」
流「いつ？」
恭「実家にいたころ」
流「参考にならないね」
恭「仕事辞めて、最低限いくら稼げればいいのか計算しようかと」
流「単純な計算じゃうまくいかないよ」
恭「社会保険加入の別仕事をして、今ふるさと納税で買ってる日用品とか福利厚生もなくなるという前提で」
流「思ったよりはちゃんとしてた」
恭「でも思いのほか厳しかったから、株式収益の見積もりを増やして再計算」
流「前言撤回。趣旨変わってるし」
恭「そこそこ収入のある仕事に転職すればいける！」
流「計算の必要性なし」
恭「年収●円くらいならこれまで通り生活できるっていう基準がわかればいいのよ」
流「病気は？」
恭「お手上げ侍！」
流「私はゆかりっちになるべきなの？」
恭「『馬鹿じゃないの』２連発はやめて」
流「うん。で満足した？」
恭「うん」
流「ならいい」
恭「兵長？」
流「進撃の巨人は、お金の話ほぼ出てこないね」
恭「４年で９割死ぬ調査兵団で、老後も何もないよ。憲兵団だって内地が強調されてたし」
流「カイジでは、金は命より重いけど」
恭「いや、この世に生まれたからには」
流・恭「楽しんで生きないとね」