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私の読書方法についてご紹介

こんにちは。ピクルスです。
本日は私の読書法についてご紹介したいと思います。

始めに申し上げますと、私自身以前はいわゆる速読があまり得意ではなく、結構一冊一冊時間を掛けて読んでしまう方でした。
また読書したものをアウトプットしたり、日々の生活に活かすのも苦手で、幼少期から長い間実のある読書ができませんでした。

大学生の時はフォトリーディングなんかにもトライしてみたのですが、どうやら私には向いていなかったみたいで挫折しました。

ただ、そんな私でも試行錯誤を続けていくうちに、最近少しずつ「生産性の高い読書が出来るようになってきたな」という手応えを感じられるようになってきたので、今回はポイントを絞って私の読書法をSTEPに分けて紹介したいと思います。
※本稿ではSTEP1、STEP2のみで、続きはまた後日投稿したいと思います。

STEP1:本の選び方

まず前提として、私は何か自分の中で課題があったり、身に着けたいスキルがあったり、何かを達成したいとき等、何かしら目標・目的を持った状態で読書をするようにしています。
なので、ある程度目的を持った上で自宅や職場近所の書店に行きます。
その上で、私は以下の観点で本を選んでいます。

① 著者がその領域で名が知れており、Amazonでの評価も高い。
まずは他者評価によるスクリーニングを掛けてしまった方が効率良く色んな本をチェックできると思います。Amazonで確認する項目としては、★の数(少なくとも3.5以上)とレビュー数で、ポジティブ・ネガティブコメントもいくつか参照します。

② とりあえず1章だけ読んでみて、6割程度理解できる。
個人的に書籍が他の商品と大きく異なるのは「中身を無料で全て公開している」点だと考えます。この点を活かさない手は無いと思い、僕はピンときた本はまず手に取って一章くらい読んでしまい、6割くらい理解できるかを確かめます。どの本でも第一章って最も難易度の低いパートである可能性が高いので、逆にそこで6割理解できない様なら多分買っても全て読み切るのは難しいと思います。

③ 内容が網羅的。
これは特に試験勉強用の本などでは重要なポイントだと思いますが、試験のHPや他の本と比較して、その本が全ての範囲を網羅しているかどうかはチェックすべきです。因みに私はこれを確認する目的も含めて、本を選ぶ際、本の帯/目次/あとがき/著者紹介を一通りチェックします。これをやることで内容の網羅性を確認できると共に、本の全体像を掴み、またどんな人がどういう想いでその本を書いているのかを確認できます。

④ 分厚過ぎず、ビジュアルが豊富。
昔の自分がそうだったのですが、分厚くて難解そうな本ってカジュアルな本と比べてより高度なことが書いてあるような印象を与えてきますよね。持ってるだけで安心する、みたいな。実際そうなのかもしれないのですが、特に初めてその領域を学ぶ人は挫折する可能性が高いので、分厚過ぎる本は避けた方が良いと思います。個人的に最初の一冊は敷居が低ければ低いほど良いと思っており、グラフ等のビジュアル豊富なもの、もっと言えば漫画版とかでも全然良いと思っています。

⑤ 本の手触り感が良く、自分にフィットする。
私は電子書籍よりも紙の本が好きなタイプなので(読了した後メルカリで売れるし笑)、カバーや紙の手触り感とか、あとビジュアルのセンスの良さとかは結構重要視します。この辺は主観なので説明は難しいのですが、言うなれば「この本と仲良くなれるかどうか」みたいな観点だと思います笑

STEP2:読む前にすること

シンプルですが、特に②については少々面倒くさいですが、「主体的に」読書をする上で不可欠なので是非トライしてみて下さい。

① 本の帯/目次/あとがき/著者紹介を読む
STEP1②でも触れましたが、初めに本の全体像や著者の考えを確認することで、読書の理解度が深まると思います。

② その本を読む目的・自分が知っている情報を書き出す
ガチガチに力んでやる必要はないと思いますが、僕は本を読む前に「その本から何を得たいのか?」「読み終わった後どういう状態になっていたいのか?」といった読書目的をノートに書き出すようにしています。またその領域について自分が知っている情報も併せて書き出すことで、自分が知っていること/知らないこと/これから知りたいことを整理することができると思います。この点については以下の東大読書という本にも類似の内容が書いてありましたのでご参考ください。

STEP3:読み方

読み方について僕が心掛けているのは①完璧を求めない、②戻り読みしない、③漢字だけ拾い読みする、の3点です。以下で順番に解説します。

① 完璧を求めない
よく言われることですが、特に1回目の読書では完璧を求めない方が良いと思います。要点だけ掴めればOKという気持ちで、とにかく通読することを意識しましょう。因みに私はしっかり読みたい本については大体3~4回程度読むのですが、それでも理解できない内容については「今は理解できるタイミングじゃないなんだな。」と割り切って強制終了するようにしています。

② 戻り読みしない
①に通ずる点かと思いますが、もし途中で不明点があったとしてもどんどん先に進んで読み進めるのがお勧めです。その後に具体例等、不明点を解消できる内容が書かれている場合も多いですし、もし書いてなくても次の周でクリアにすれば良いと思います。

③ 漢字だけ拾い読み
私は読書の際、基本的には漢字のみ読むようにしています。これは高速読書という本にも書かれている読書法なのですが、漢字と平仮名だと漢字の方が圧倒的に情報密度が高い為、漢字だけ拾い読みするだけでも全然本の内容が理解できてしまいます。(逆に漢字だけ読んでスッと理解できない内容は平仮名を含めて読んだとしても理解できないケースが多い気がします。)私自身、様々な速読法を試行してきましたが、今のところこの読み方が自分に合っており、また誰しも身に付けやすいのではと思っております。

STEP4:読んだ後にすること

個人的には最も大事だと考えている部分で、これをやらないと読書の内容が全然定着せずに終わってしまいます。またSTEP3①で私は本を3~4回通読すると書きましたが、実際はSTEP2②、STEP3、STEP4①②のサイクルを3~4回繰り返す形になります。

① 読んで理解できたこと/理解できなかったこと/疑問点などをノートに書く
単語ベースでもいいし、間違っていてもいいので、自分の理解を整理する為に実施しましょう。特に理解できなかった点/疑問点については次のサイクルに於ける読書の「目的」を作ることができ、読書効果の大幅アップが期待できますので、是非トライしてみて下さい。

② 本の内容を誰かに話してみる
これは必須ではありませんが、独り言でも構いませんので自分の理解を声に出してみることで、理解度を客観的に確かめることができるのでおすすめです。因みに私は妻に話していますがたまに鬱陶しがられることもあるので、ほどほどにした方が良いと思います。

③ ブログにアウトプット
これは3~4回繰り返した後の最終アウトプットになります。少なくともブログに書いた内容は半永久的に忘れることはないので、超おすすめです。私自身はブログサイトに読書録は付けていたのですが、これからは読書録もnoteに書いていければと考えております。

以上になります。勿論読書法は人それぞれですが、断片的でも良いので是非参考にして頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。また宜しくお願いします。

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