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#302 埋められないマイナス

こんにちは、こんばんは、初めまして。ハルです。

私はいろいろなイベントに参加するのが好きです。例えば、オリンピックについて考えるフォーラムやSDGs勉強会、まちづくりプロジェクト、B型作業所でのインターンシップ、託児所のボランティアに、データコンペ、エッセイコンテストに応募したり、生徒会から、先生のお手伝いまで。

本当にたくさんのことを欲張ってやってきました。

私はなぜ、こんなにたくさんのことをやってきた(やることになってしまった)のでしょうか。


まず初めに、もちろん、興味があるからです。

自分の知らない事実や答えのない問題、体験したことのない世界を覗くことは、ワクワクします。覗いてみた結果、あまり興味を持てなかったり、楽しめなかったこともたくさんあります。
けれど、それらは全部が私の経験であり財産なのです。

あとは、暇で退屈になるのが嫌だからというのもあります。

なんにも予定がない日があると、無理やりでも予定を作りたくなってしまいます。例えば、先週の土曜日、なにも予定がなかったところに急遽zoomで部活のミーティングをすることになったときは、しっぽが生えそうなくらい嬉しかったです。笑
興味がないものでも、とりあえず申し込んでみる。こんなことがよくありました。後先考えずにあれもこれも、と両手にたくさん抱えていつも予定はパンパンなのです。

でも、正直になって考えてみると…


私がキャパオーバーになるほど様々な活動をしてきたのは、もっと別の理由があることを認めないわけにはいきません。


勉強のマイナスを埋めたかった。


テストで悪い点ばっかり取って、再試も受けなきゃいけなくて。

再試の会場で騒ぐ上級生に自分の奥底から腹が立って、悔しくて泣きそうになりました。

こんなやつと私は一緒なのか、一緒にされたくない、こっちは本気なんだよ、なのになんで再試会場にいるんだよ。私は。

また次頑張るを何十回、何百回と言ってきました。

中学1年生の頃から、ずっと成績が悪くて、どんなに時間をかけても、参考書を5周しても順位が上がることはありませんでした。

と数学では、12点をとりました。さすがに泣けた、泣けました。ふざけているわけじゃない、なんていう言葉は意味を成しません。
なぜなら、12点だからです。

授業中に寝てるクラスメイトが自分の視界に入らないように、席替えでは一番前の席を希望しました。

テスト返しのざわざわがとてつもなくイライラして机に突っ伏していました。

苦しかったんです。


そんなとき、夏休みの調べ学習を発展させ、「生理の貧困」について友達と調べ始めました。校外で発表もしました。

すると、周りの人が「すごいね」とか「頑張ってるね」とかって言ってくれました。

心地よかった。

それから私は授業以外の活動をむさぼるように探し、取り組みました。

するとまた「こんな活動もしてるんだ」「すごい」「頑張れ!」と聴こえてきました。

私は自信がもてました。



しかし、勉強で作ったマイナスは埋まらなかった。私がどんなにいろんな活動をしても通知表の見栄えが良くなることはなかったし、テストの点は上がりませんでした。

そりゃ、当たり前ですよね。
いろいろなものに参加する分、勉強時間は少なくなるし、集中も出来ない。

気づいていたけど、制限することは出来ませんでした。またあの「すごいね」が聞きたかった。もちろん今もそう思っています。



勉強で作ったマイナスは、勉強でしか埋められない。


私はこれから、そのマイナスを埋めるためにもがきます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。


最近、noteを書くとき、書きたいことを思う存分書いたあとの締めがあっさりしすぎていて、記事を読み返しても「あっ、終わった」となってしまうことが多く、悩みです笑


いつもありがとうございます!