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【藤井聡太も受けた】モンテッソーリ教育って何?子どもに受けさせた方が良いの?

はいこんちは!!ポジティブ先生です🔥
本日は、皆さん一度は聞いた頃がある「モンテッソーリ教育」についてお話ししていきます。

モンテッソーリ教育は、一度は聞いたことがあるけれど、実際何なのかよく分かっていないランキング第一位ではないでしょうか。

本日の記事を読めば、モンテッソーリ教育について大まかな内容を知ることができ、他の人に説明できるようになります。

それでは早速見ていきましょう!

1. モンテッソーリ教育とは何か?

モンテッソーリ教育は、イタリアの医師で教育者であるマリア・モンテッソーリによって開発された教育手法です。

この手法の大きな特徴は、「子どもには自分で自分を教育する、育てる力がある」という「自己教育力」の考えを根底に考えられたという点です。

簡単にいうと、「大人がこれをやれと言ったものをやるのではなく、自分で主体的に物事に取り組み、自分の力でいろんなことを学んでいこうとするもの」です。

赤ちゃんは大人に言われずとも、自分でいろんなものを触り、そのものの特徴や性質を肌で感じ取っています。また、自分から身体を動かして寝返りをしようとしたり、立ちあがろうとしたりして、自分の力で成長しようとしていきます。

これらのやり方を、少し成長した後も引き続きやっていこうという考えです。

2. モンテッソーリ教育を受けた有名人

モンテッソーリ教育を受けた有名人は、結構います。
日本で言うと、将棋の藤井聡太さんです。
確かに彼は、誰かに言われて将棋をやっているのではなく、自分から将棋と向き合い続けて、若くして今の地位を築きあげました。

他にも、Amazonの創設者ジェフ・ベゾス、マイクロソフト創設者ビル・ゲイツなどがモンテッソーリ教育を受けたことで有名です。

彼らもまた、自分の興味・関心に打ち込む力は、常人には理解できない相当なものを持っていたと言えるでしょう。
そうでなければAmazonやマイクロソフトがここまで大きくなることはなかったでしょう。

とことん興味を突き詰めるために、重要な教育と言えそうです。

3. モンテッソーリ教育は何歳から始めるべき?

モンテッソーリ教育を何歳から始めるかは、簡単に言うと、「できるだけ早く」始めると良いです。

なぜなら、0歳〜6歳は、モンテッソーリ教育において非常に重要視される時期だからです。

モンテッソーリ教育では、0歳から6歳までを幼年期、12歳までを児童期、18歳までを思春期、24歳までを青年期として4つに分けて考えます。

なかでも6歳までの期間は重要と考えられています。

子供には、ある能力を獲得するのに適したタイミングがあります。
例えば、3歳ぐらいまでに子供はどんどん言葉を覚え、あっという間に日本語をマスターしてしまいます。
しかし、大人になってからこのスピード感で言語を覚えることはかなり難しいです。日本人が英語に苦しんでいる姿はこれを象徴しています。

そして、この特別な時期のことをモンテッソーリ教育では「敏感期」と呼びます。
3歳までは言語の敏感期、とりわけ話し言葉の敏感期です
そして、4歳から6歳までが書き言葉の敏感期と言われています。

そして気をつけないといけないのが、この敏感期のほとんどは6歳までに終わってしまうのです。

したがって、できるだけ早くモンテッソーリ教育を始めることによって、敏感期にゲットできる能力をたくさん掴み取ろうと言うわけです。

4. モンテッソーリ教育のメリット

では、具体的にモンテッソーリ教育のメリットについて見ていきます。

1つ目は、主体性が身につくことです。
モンテッソーリ教育は、基本的に「子どもがやりたいこと、挑戦したいこと」が主軸になります。
自分がやりたいことをどんどん深めていくことができるため、「もっとやろう」と言う主体性が生まれます。
よく、その子を大切に思うがあまりに心配しすぎて、色々なことを経験させてあげない親がいます。そうすると主体性は落ちていきます。
しかし、モンテッソーリ教育では、「安全を確保して、どんどんやらせる」をモットーにしているため、子どもたちはたくさん行動します。
そして、気づくとすごく主体性の備わった子に成長しているのです。

2つ目は、集中力や課題解決力が培われることです。

モンテッソーリ教育では、子どもの興味あることにできる限り没頭させます。もし、うまくいかなかったり、失敗することがあっても、先生は「基本的に放置します。」すぐに手を貸すと、自分で解決する力が育まれないからです。したがって、失敗したとしても、「どうしたら次はうまくいくだろうか」と次のことを考え、投げやりにならない癖が着くため、集中力や課題の解決力は向上していきます。

3つ目は、自己肯定感が高まります。
幼少期に、自分の興味のあることをとことんやれたと言うのは、素晴らしい経験です。
大抵の子は、親に「やめなさい!」と叱られて何かに没頭していたとしても強制的に中断させられてしまいます。
自分の思うようにやらせてもらっているという経験を積み重ねることで、「自分が大切に扱われている」という感覚が養われます。
それが、本人の自己肯定感につながっていくのです。

5. モンテッソーリ教育の具体的取り組み事例

では、最後にどんなことをやっているのか具体的に紹介しようと思います。

モンテッソーリ教育では、子どもが自由に選んだ活動を「お仕事」と呼び、この仕事を助ける道具を「教具」と呼んでいます。
積み木、パズル、鏡などさまざまな教具があり、敏感期に合わせた教具を上手に活用することで、子どもはその教具から必要な能力を学び取っていきます。

よく、おもちゃと教具の違いは何?と聞かれることがありますが、
おもちゃは、「子どもを楽しませること」を目的としているのに対し、教具は「子どもの成長を援助すること」を目的としています。

教具をいくつか紹介します。
ここでは、教具のレンタルをされている「biblioteca」さんの記事を参考にさしていただいてます。写真はbibliotecaの記事から引用しています。
記事のURLはこちらです。全く案件ではありません。

ボール落とし

ボールを穴に合わせて意識的に落とします。目と手の協応動作を鍛え、ものの永続性に気づきます。


3色蓋付きBOX

蓋を「開ける」という動作を獲得します。扉の中に小さなおもちゃを入れても喜びます。見えなくなってもまだものはそこにあるという「物の永続性」にも気づくことができます。(いないいないばあ)


お弁当づくり

鉛筆やお箸を持つ練習になる「トングで挟む」お仕事です。大きく柔らかいお弁当の具材は、はじめてのトングのお仕事にピッタリ。子どもたちに大人気のお仕事です。

このような教具を用いて、子どもたちの探究心を刺激しているのです。

6. まとめ

いかがだったでしょうか。
本日の記事で、モンテッソーリ教育について少しでも詳しくなっていただけたら幸いです。

名前だけは何度も聞いたことがあるけど実際はよく知らないと言う人が非常に多いモンテッソーリ教育。
ぜひ、皆さんのお子様の教育にも取り入れて見てください。

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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