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バカはいつから受験に本気出したら良い?

少々過激なタイトルの記事となりましたが、本日は「あまり頭が良くない子がいつから勉強を始めれば良い?」

というテーマでお話しさせていただきます。

自分の頭の良さに自信がない人、もしくはお子さんに勉強の才能をあまり感じておられない保護者の皆様、必見です。

結論から言いましょう。

「今すぐ始めろ」

です。

高校受験、大学受験、どちらに対しても同じことが言えます。

「できる限り早く始めてください。」

これに尽きます。

早く始めれば始めるほど、志望校への合格は近づきます。

逆に、部活引退や、受験の数ヶ月前まで引っ張ってしまっては、志望校合格はかなり厳しいでしょう。

なぜなら、頭があまり良くない子は、問題が解けるようになるまで人より時間がかかるからです。

当たり前のことです。みんなそんなことは分かっています。

しかし、この現実を放棄して、高校三年生の部活引退まで特に勉強せずに、そこから本気を出し始める受験生は毎年大量にいます。

私から言わせてもらうと、部活引退まで引っ張った時点でもう勝負はついてしまっています。

未来のことを考える力がなく、逆算して考えられなかった人たちは敗北していきます。

そうならないように気をつけましょう。

その点、難関私立中高に通っている子は強いです。
本人たちにその意識が明確にあるパターンは少ないですが、教員が中一の頃から、6年後の大学受験に向けて逆算して教育を施します。

授業の内容についていっているだけで、全国的に見ればものすごい逆算力で力をつけていっているのです。

彼らは、その恩恵に預かっているのです。

これも一つの手ですね。



では、もう少し深掘ります。
「今すぐはじめる」ことができたら、なぜ良いのでしょうか。

まずは、より多くの時間を勉強に費やすことができるという利点があります。

これは当たり前のことですが、もう一つ大きなメリットがあるのです。

それは、「習慣が出来上がる」ということです。

人間は、習慣が出来上がっていれば、恐ろしいほど大きな力を発揮することができます。

例えば、言語です。

我々は毎日、日本語を喋るという習慣を無意識に確立しています。

したがって、日本語を他の国の誰よりも上手に扱うことができます。

天才と呼ばれているアインシュタインや、スティーブジョブスよりも、みなさんは日本語が上手です。

これは、習慣による差なのです。

また、幼少期からピアノを弾いていた人や、音楽をやっていた人は、やっていない人に比べて圧倒的な差をつけることができます。
音感も全然違いますよね。

両者を比較しようとしても、勝負にならないのは目に見えています。

これも習慣がもたらす効果です。

さらに言うと、習慣さえ確立してしまえば、才能はいらないといっても良いでしょう。

サッカー部の部員を思い浮かべてください。

部員の中で一番上手なA君と、一番下手なB君を思い浮かべてください。

両者には大きな差がありますね。

では次に、B君と、吹奏楽部のC君を思い浮かべてください。

どっちが上手でしょうか。

答えは、圧倒的にB君が上手なはずです。
A君には敵わなくても、習慣を確立していれば、習慣のない人には必ず勝つことができます。

これが習慣の力です。

やっている人とやっていない人とでは、才能の差に関係なく、圧倒的な力の差が生まれる。

勉強も同じです。

みんな、中三、高三になるまで真面目にやろうとしません。

そんな中で、いち早く危機感を持ち、習慣化を成し遂げた人だけが、才能に関係なく成功するのです。

「将来を見据え、逆算して、いち早く習慣化する。」

これが成功の秘訣です。

手遅れになる前に、習慣を確立させましょう。

才能がなくても、それを認めて、「ではどうしようか」と考え続けなくてはなりません。

あなたならきっとできます。

一緒に頑張りましょう!

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