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東大合格者毎年一位の開成高校ってどれくらい賢いの??

日本で一番賢い高校はどこでしょうか。
おそらく多くの方が2つの高校の名前を挙げるのではないでしょうか。
1つは兵庫県の「灘高校」。
そしてもう1つは東京都の「開成高校」。
この2つのどちらかになると思います。

昨日の記事で、灘高校の紹介をさせていただきました。

結論から言うと、とんでもなく賢かったですね。
興味のある方はご覧ください。

本日は、日本随一の偏差値を誇る灘高校についてご紹介しようと思います。
日本一の高校の偏差値、教育内容、進路を知ることで、皆様の受験についての解像度があがれば幸いです。


1. 開成高校の偏差値

まず、開成高校の偏差値です。
日本一との呼び名が高い開成高校の偏差値は一体いくつなのでしょうか。
「みんなの高校情報」によると、開成高校の偏差値はなんと77!

一般的には、偏差値60あればなかなか、65あればかなり賢い高校といえますので、開成高校が圧倒的であることがわかりますね。

灘高校が75だったので、この数値だけ見ると、開成高校の方が上ということがわかります。
しかし、この数値は年ごとに変わりますし、偏差値を算出している会社によって変わります。
したがって、この数値だけでは、どちらが日本一か決めることはできません。

2. 開成高校の進学実績

お次は、開成高校の進学実績です。
日本一の高校に通う学生は、一体どんな進路に行くのでしょうか。
以下に開成高校のHPで紹介されている大学合格実績をご紹介させていただきます。令和5年の実績です。

https://kaiseigakuen.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/shinro2023_0515.pdf

これを見ると、灘高校の時と同様に、開成高校もものすごいことが容易にわかります。

ちなみに、開成高校1学年の生徒数は400人程度です。中学生は300人程度で、高校入試で100人新たに募集します。

現役生のみの情報を紹介します。
まず、東大に118人。

すげえ。。

そして、宇宙人しか入れないと言われている東大理科3類には3人。
言葉にできない。。

ちなみに灘は東大は66人、東大理3は14人でした。

単純な東大の数で見ると快晴に軍配が上がりますが、理3の数は灘の圧勝です。

ものすごいハイレベルな戦いですね。

京都大学には6人と言うことで、地理的な問題もあり、開成高校は基本的に東大を狙っていると言うことでしょう。

ちなみに理3を除く医学部には、34人合格しているようです。
これもすごいですね。

ちなみに慶應と早稲田には195人合格しています。
最難関私立とは、、笑

灘の時もそうでしたが、基本的に全国の進学校が目指す難関10大学(旧帝大+一橋、東工大、神戸)には目もくれず、目指すべきは東大!!(もしくは京大)という空気感があるのでしょうね。

東大が当たり前と言う空気感は、ただただすごいとしか言わざるを得ません。


3. 開成中学の入試倍率

さて、そんな開成中学の入試倍率は一体どれくらいなのでしょうか。

令和5年度の入試についてのデータをHPから確認すると、
志願者数1289名に対して合格者419名なので、倍率は3.07倍でした。

やはり倍率はかなり高いですね。

意外なことは、辞退者が結構多いことです。

100人近くの辞退者が出ており、結局入学者は307人でした。

筑波大学附属駒場中・高等学校、通称「筑駒」に結構流れるみたいです。公立なので学費が安いのがでかいですよね。
その他にも、立地の関係などから毎年辞退者がそれなりに出ています。

ちなみに高校入試の志願者数は565人、合格者189人なので、倍率は2.99でした。

高校入試でもレベルの高い争いが巻き起こっています。

さて、本日は開成高校についてまとめさせていただきました。

皆さんのお役に立てれば何よりです。

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