見出し画像

【知らなきゃ大変!👦】子育ては褒めて伸ばす?叱って伸ばす?

はいこんにちはぁ!ポジティブ先生です🔥
本日は子育ての仕方について解説します!!

みなさん、お子さんの子育て、褒めて伸ばしていますか?それとも叱って伸ばしていますか?

これ、かなり意見が分かれるところだと思います。

昭和から平成中期くらまでは、完全に叱って伸ばす方針だったと思いますが、最近では褒めて伸ばすのが、子供が好きなことに意欲的に取り組むようになるから良いと言うふうに言われています。

結局、どっちが正解なのかあまりよくわからない状況なのではないでしょうか。

お子さんが成長するのは一回限りなので、みなさん慎重になりますよね。
分かります。

さて、私は塾講師、公立の教員、私立の教員として何百、何千人の生徒と関わってきました。

そんな私の見解を申し上げると、

「ベース褒めて伸ばす、ここぞという時は叱って伸ばす」が最も有効です。

これはどう言うことか順を追って説明します。

まず、「ベース褒めて伸ばす」についてです。

最近の教育のトレンドは「個別最適化」です。
個別最適化とは、その子に合った教育をできるだけ個別に展開していって、その子の得意な分野をどんどん伸ばしていこうと言うものです。

これまでの一斉授業、一斉教育から変化を遂げようとしているのです。

そうなった背景としては、最近の社会が本当に変化が激しく、多様化してきたというものがあります。
環境問題や人口減少、ITやAIの躍進、Youtuberなどのインフルエンサーの台頭。社会ではいろんなことが起こっています。
これまで当たり前だった価値観があらゆる場面でどんどんと更新されていってます。

そんな社会で活躍しようと思ったら、高校までみんな同じ教育をするよりも、早いうちから得意分野に手をかけ、それをひたすらに伸ばしていった方が、将来的に大成します。

そう言った流れから、一人一人に合った個別最適化された教育を展開しようというノリになりました。

そして、この個別最適化教育にマッチしているのは、明らかに褒めて伸ばす教育です。

子どもは、誰だって褒められると嬉しいものです。
褒められることによって、やる気が起きます。

しかも、自分が好きなことだったら尚更です。
どんどん努力して、どんどん実力を伸ばしていくでしょう。

良い例が、将棋の藤井聡太さんや、野球の大谷翔平選手、サッカーの久保建英選手です。
彼らは自分の好きなことに向き合っているという雰囲気がすごく伝わってきます。
好きなことを幼少期から誰よりも時間をかけて、若くして成熟しておられます。

褒めて伸ばすことで、取り組んでいるものにどんどん向き合ってくれるでしょう。

そして、褒めて伸ばすことのもう一つのメリットは、自己肯定感が高くなるということです。

自己肯定感が高い子は最強です。
なぜかというと、

・失敗しても自分なら次はできると前向きでいられる。
・自分のことが好きなので、幸福度が高い。幸福度が高い人は、他者の幸福に寄与しようとする。

これら2つのビックな強みがあるからです。

「生きているだけで楽しくて最強」って感じですね。

さて、じゃあ褒めて伸ばそう!!
と思われた方。

ちょっと待って。1つだけ注意点があります。

褒めて伸ばすスタイルの教育をする方に絶対に知っておいてほしいことがあります。

それは、「悪いことを悪いと認識できるようにする」必要があるということです。

実は、褒められ続けてきた子というのは、何がよくて、何が悪いのか、明らかに鈍感になります。

もちろん、「人を殺してはいけない。殴ってはいけない。」と言った本当に当たり前のことは、ちゃんと正しい認識を持っています。

しかし、次のような子は結構います。

・一生懸命話している人の話を聞かない。
・一生懸命何かしてくれた人に対して、その行為が当たり前だと思って感謝できない。
・遅刻して授業の進行を遅らせたのに、「自分が授業を受けられなかっただけでしょ?」と言ったズレた開き直りをする。

こういう子は多いです。
これは、叱らなかったことによる弊害です。
悪いことを悪いと認識できていないのです。
自由にさせすぎたのです。

自分の子がこんな感じだと、ちょっと嫌ですよね。

なので、いけないことをした時は、「きちんと叱る。」
これを徹底しなければいけません。

要は「適切な罪悪感」を形成させる必要があるのです。

これは、案外難しいです。
自分では当たり前だと思っていたことが、意外と世間ではどうでも良いとされていたり、またその逆だったり。

まずは、子育てをする大人自身が正しい価値観を持っていないといけないですね。

それらを気をつけたら、きっとお子さんにとって良い教育ができるでしょう!

いかがでしたでしょうか。

「ベースは褒めて、叱るべきところは叱る。」
そして「叱るべきところ」を大人が間違えない。

これを意識して子育てをしていきましょう。きっと自慢できる素敵な心の持ち主が育ってくれます。

では、最後までお読みいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?