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DJ社長が教えてくれた現代のこども達に足りないもの

昨日、感動する出来事があった。

Youtube登録者400万人をこえる人気アーティストRepezen foxx(レペゼン地球)のDJ社長とメンバーのDJ銀太が

自身のチャンネルで放送するYoutubeライブで、100kmマラソンを完走したのである。

最後の数kmでは、同時接続が8万人を超える反響となった。

気になる結果はというと、
なんと23時間59分台でゴール。
24時間までラスト1分というところで感想を成し遂げたのである。
この結果は現地の釧路を始め、各ネットニュースで取り上げられ、
今年の夏、8月最後の日を大いに盛り上げた。

私は、数年前からDJ社長のファンである。

私が見始めた当時は、テキーラを一気したりゴキブリを食べたり、嘔吐を繰り返したりと今よりも過激なヤバい集団という印象が強かった。
しかし、DJ社長にはそのマイナスを覆す魅力があった。

その魅力とは、

「失敗しても新しいことに挑戦し続ける行動力」である。

数年前から彼らの動向を見ているが、彼らは常に何かにチャレンジしている。

数年前であれば、「ドームに立ちたい!」といって世間から「絶対に無理だ」と大批判を喰らっていた。

しかし、彼らはYoutubeを巧みに使い、ファンを次々と増やして知名度をあげ、ドーム講演を決めた。
残念ながらこのドーム公演は炎上目的のPRが大失敗に終わり、公演は取り消しとなってしまったが、

彼らは諦めることなく、再びドーム公演を取り決めた。

そして念願のドーム公演の最後に、社長は
「世界一のアーティストになる!」といって、
海外に進出することを発表。

これまた世間から「絶対に無理だ」と言われ猛批判を喰らい、
日本のファンが一時的に離れてしまい、「オワコンだ」「勢いが止まった」と揶揄されながらも、彼らが諦めることはなかった。

現在はタイやインドネシアを拠点に海外的にもその知名度を伸ばしている。

そして今度は何かと思ったら、
突然「100kmマラソンを完走する」と言い出したのだ。

見ている側としては全く飽きることのない、生粋のエンターテイナーと言える。

「絶対無理」「100kmなめんな」と言われながらも、昨日のライブを見ていた人はご存知の通り、

ゴキブリの如く忍耐力で、100kmを完走してしまったのである。

これは、現代の小学校〜大学生の子ども達にぜひ見てもらいたい!
と思った。

これだけ泥臭く、何かに挑戦することができる人が他にいるだろうか?

私の知る限りでは、社長ほど挑戦を続けている人を見たことはない。
現代の子ども達に、この挑戦への意識を持ってもらいたいのである。

私が以前子ども達に「将来何になりたい?」と聞くと
「特にない。」か「お金持ちになりたい」としか返ってこなかった。

「お金持ちになるために何しようか?」と聞くとみな黙ってしまった。

挑戦への意識を全面に出すことができていないのである。

DJ社長のように、「これにチャレンジしたい!」という夢を持ってもらい、
それに大胆に挑戦していってほしい。

なぜなら、
目標や夢というのは、「これをやる!!」と決めて「行動」しなければ叶うことはないからである。

現代は失われた30年と言われ、
「挑戦してもどうせ無理。」
「日本に希望や未来はない」
と考える若者が多くなってしまっている。

しかし、
私から言わせてもらうと、この日本に生まれてきただけで、
めちゃくちゃ「国ガチャ」に成功しているのである。

中には、生まれた時点で、
スマホもなく、食料も十分に得ることができず、戦争真っ只中のような国もいくらでもある。

そこからお金持ちに成り上がるのと、日本でお金持ちになること、
どちらが希望があるだろうか。

一目瞭然である。

自分が何に基準を置くのかで人生は大きく変わる。
私は母に聞くところによると、生まれる際に難産になり「死にかけていた」らしい。

その話を聞いた時、
「せっかく歩む権利をもらった人生だ。後悔ないように生きたい。」
と思うようになった。

そして私は今、
自らの野望に向かって一歩ずつ歩みを進めている。

社長のように大胆ではないし、それが何であるかをここで叫ぶほどのリスクを負うことは今はできないが、

心の中では大きな野望を抱えて、関係する人に少しずつ話をし、毎日できることから小さな一歩を重ねているといった状態だ。

失敗をしても諦めずに行動を続けていく。

社長を見ていると、不思議と自分もそれができるような気がしてくるし、
一歩踏み出す勇気をもらえる。

人生は一度きりである。

現代を生きる若者達よ。

自分がやりたいことに素直に向き合い、失敗しても挑戦を続けて、
思いっきり生きていって欲しい。

そして振り返った時に、「良い人生だった」と胸を張って言える人生を送ってほしい。

それがアラサー真っ只中の教師の願いである。


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