ベタナミンの服用に関しての妻の考え

ベタナミンの用法用量については以下のとおりです。

○軽症うつ病、抑うつ神経症(10mg錠のみ)
○次の疾患に伴う睡眠発作、傾眠傾向、精神的弛緩の改善
 ナルコレプシー、ナルコレプシーの近縁傾眠疾患

https://clinicalsup.jp/jpoc/drugdetails.aspx?code=51255 より

ベタナミンは最初、朝起きた時に、眠剤等が残っていて、動けないときの眠気覚ましとして、朝25mg4錠で処方されていました。

この薬を飲むうちに、気分も上げてくれて、うつ状態を改善する効き目もあることがわかりました。

それから、僕はうつ状態の時に妻の管理の元、3錠飲むようにしました。
この薬を飲むと気分も上がり、仕事もスムーズにこなせるし、運動も多少はできるような元気が出てきて、いい薬だと思っていました。

しかし、そこがいけないと妻は言います。
ベタナミンは通常の体調を薬で持ち上げて無理をさせて頑張らせてしまう。車のエンジンを空ぶかしして頑張るようなものだと。

通常の体調が隠されてしまい、それが重なると、昨年8〜9月のような退職に繋がった大きな体調不良にまたなるのではないか?

うつ状態だったら、ベタナミンを飲んで上げて就労移行支援事業所に通所するよりは、無理することなく、別の薬を飲んで休んでいたほうがいい。というのが妻の考えです。

また、この薬は米国では小児のADHDの薬として投与されていたのですが、1975年~1996年までに重篤な肝不全が13例報告されており、死亡例もあったことから2005年から販売を停止しています。

このような経緯もあり、日本でも重篤な肝障害には禁忌、肝機能障害またはその既往がある者には慎重投与、重大な副作用として、重篤な肝障害が起こることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常がみられた場合には適切な処置を行うこと。また、小児等へは慎重に投与することとなっています。

主治医に「肝臓には影響有りませんか?」と聞いてみたところ、「ありませんよ」の一言で終わってしまいましたが、最近の精神科医はベタナミンという名前も知らないと聞いたことがあります。

ついついエナジードリンクのように、うつの気分も上がって仕事もこなせるので使いたくなってしまう。そこが依存の入り口であり、妻の警告でもあります。

これからは、うつのときは、就労支援事業所を休んで、別の薬を使って療養してみようかなあと思案中です。

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