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高まる男性の美容意識 半数以上の男性が美容医療に前向き

今では男らしさ・女らしさといった固定概念に捉われず、男性でも美容に前向きな方が増えています。
伊藤忠商事が2021年5月にリリースした『繊維月報』の特集は【急進するメンズビューティ市場】。
そこでは、資生堂ジャパンによる男性の美意識の変遷が紹介されています。
1960年代~1980年代は香水など香りのみの意識だったものが、2000年代にはスキンケアの時代になり、今2020年代は「セルフプロデュースの時代」と述べています。

伊藤商事や資生堂ジャパンのような日本を牽引する企業も、メンズビューティ―市場に注目していることが分かりますね。

どういった背景があるのか、また特に注目されている美容は何かについて紹介します!

「コロナ禍で美容意識が高まった」上位3つの理由を紹介!

聖心美容クリニック(医療法人社団美翔会)が20代~40代男性2,820名を対象に行った「男性美容意識調査」によると、20代男性の5人に1人が「コロナ禍で美容意識が高まった」と答えているようです。
理由に注目すると、「マスクの影響で肌荒れを起こしたから」という人が最も多く、次いで「人に会わない為変わるチャンスだと思ったから」「オンライン会議が増えて自分の容姿が気になるようになったから」という理由が挙げられています。

注目される男性の美容医療 20代の半数以上が前向き

化粧水などメンズスキンケアはもはや一般的。
最近特に注目されているのは脱毛や歯並び治療など、専門のクリニックを利用する美容医療です。

聖心美容クリニックの調査では、「美容医療の施術を受けている」「美容医療を検討している」と回答した20代男性の割合は52.2%でした。
また全世代で人気の施術は1位が「ひげ脱毛」、2位が「腕・脚の脱毛」と、全世代で脱毛が人気であることが分かります。

株式会社Liberesによる『ヒゲ脱毛のコスパに関するアンケート』では、ヒゲ脱毛完了までにかかった総額は10万円~30万円と回答した人は33.1%と、最も多い割合となっています。

性別や世代関係なく、今後も美容にお金をかけるという人が増えていきそうですね。

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