”おもしろさ”が面白い
以前、「おもしろさとは何なのか?」と考えてみたことがある。
※「また長くなりそうだからやめておけ!」と心の声が聞こえる。
まず、その語源について少し調べてみた。
また、ある方が言っていたことに…
江戸時代、大衆娯楽として流行っていた歌舞伎。
夜の河原、暗闇の中にて月明かりの下で演者たちが
自分たちの顔が少しでも見えるようにと顔を白く塗って演じていた
という話も聞いたことがある。
つまり、「面(顔)」が「白い」顔が白いということが、
面白かったのかもしれないとも思う。
※顔をわざわざ白く塗ることは滑稽なことと思える。
歌舞伎の語源は「かぶく」、すなわち人とは違った姿や
振る舞いを見せることにあるということを考えれば、
まんざら外れている気もしない。
「面白い」は、すなわち「普通じゃない」「珍しい」とも言えるのかもしれない。
そして、「おもしろい」という言葉の意味は思いの外広い。
「楽しい」「愉快だ」「滑稽だ」「おかしい」「興味深い」
「心を惹かれる」
分類すると「笑えること」か「興味をそそられる」ということに
なるだろうか。
そういう意味では英語の「Funny」と「Interesting」とではきっちり意味が分かれているように思える。
結論、「面白い」という言葉は、意味が広く「面白さ」を受け取る側の
好き嫌いにも依存するということに至った。
※笑えるお笑い番組・動画も在れば、そうでもないものも存在する。
今回のnote投稿は、
自分が面白いと感じるものを突き詰めて表現していきたいという
意思表明でもある。
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