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弾丸イバラギ珍道中

10/18(水)
天気:晴れ



前日に引き続き、昨日もパパと丸一日行動を共にすることに。

「茨城の空気吸わないとやってられないよ〜」

というパパの言葉に、茨城を愛する心を揺さぶられた僕は

「うるせぇ、行こう!!」

と、別にうるさくもなんともなかったけど、ワンピースのルフィばりの回答。

おなじく同期で、車持ちの池ちゃんに頼んで

一緒に茨城へと足を踏み入れることになった。

(池ちゃんは「奇天烈大百科」「奇天烈大百科2」に登場してますのでぜひご覧ください。)

道中、未開の「イバラギ国」について好き勝手言い合う2人。

池「PayPayは使えないよね?....ってか通貨違う?」

パ「いやそもそも物々交換に決まってんだろ〜」

ぽ「そんなわけあるかあ!!」

2人のイバラギ国いじりに対し、車外に響き渡るほどの大声でツッコむぽてと。

そこまで遅れた文明じゃねーわあ!


でも、常磐自動車道下り線を進んで守谷に入ったあたりで

「あれ、茨城県ってやっぱイバラギ国?」

と僕まで不安になってしまった。


だってあまりにも緑すぎたんだもの!

改めて見たら、やっぱり草木が東京では信じられないほど生い茂ってて、延々と広がる田園風景。

2人もイジるとかじゃなくて

「おぉ〜〜」

と、その田舎具合に圧倒されてた。

もはや見事だ、茨城県。


そして僕らは、守谷と友部のSAに寄り道した後、高速を降りて那珂湊の魚市場へと向かった。

「お・す・しぃ!!」

「かーいせーんどーん!!」

魚介類を口内に迎え入れる準備はもうバッチリ!


が、しかし


魚市場、激混み!!


エッ....


衝撃だった。

まず駐車場に入れるまでに20分を要し、場内は人、人、人!

平日だぞ?!

回転寿司、海鮮丼屋さん、どこも店前に大行列。

車を停める前から薄々わかってたけども

こりゃ無理だ!

僕たちは肩を落としながら、魚市場をあとにした。

滞在時間ものの5分。

駐車料金100円。チクショッ!



まあでも茨城県人としては、こんだけたくさんの人が茨城県を訪れてくれてるんだとわかり、嬉しかった。

駐車してあった車のナンバーも、関東地方以外の地名が多く見られたし

捨てたもんじゃねーな、茨城!


ま、魅力度ランキングはまたまた最下位だったけどね。

他の地域の方々に、もっともっと魅力が伝わったら良いなと思ってる。



路頭に迷った僕らは、ふらふらと車を走らせた末に

茨城ローカル和食レストラン「ばんどう太郎」に駆け込んだ。

(東海地方出身のパパは「『和食麺処サガミ』と一緒じゃ〜ん!」と終始言ってた。こういう店ってどこにでもあるのね。)

堂々たる店先の造り。うーん、これこれ。

結局、安心と信頼の「ばんどう太郎」が

やっさし〜く、あったか〜く、僕らの胃を満たしてくれた。

そしてしばらく談笑してから外に出ると、もうすでに空が真っ暗!

やっべぇ〜〜、時間ねぇ〜〜。

翌日の予定等を考慮すれば、もう帰らないといけない時間....。


ということで、僕らは茨城県で「ばんどう太郎」だけ食べて帰る運びとなった。


えぇーーっ!それだけ!?

そう思う方もいらっしゃるだろうが、僕ら3人、いや僕が一番そう思ってるよ。

悲しい。

なぜかって?


茨城まじでなんもないと思われるじゃん!


解せん、げせーんっ!!

茨城PR大使(非公認)としてはこのまま終われない。

次また2人を茨城県に招いて、おもてなしのかぎりを尽くし

「茨城県、めっちゃ良いとこじゃん」

と言わせたるよぉ!

帰り道、渋滞中の車内で闘志を燃やすぽてとであった。

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