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がんを治す食事法ってあるの?がんのリスクを上げる食べ物と下げる食べ物

こんにちは!
皆さんは普段、栄養バランスの取れた食事を意識してとっていますか?

超高齢化社会と言われ、世界一の長寿国と言われる日本ですが、その日本でおそらく一番恐れられている病気は「がん」でしょう。
統計上では、2人に1人はがんになり、3人に1人の確率で亡くなっているのだとか!
そのため、「がん=死」というイメージがあり、がんと診断されると大きなショックを受ける人が多いようです😥

日本人である私たちにとって死の病という印象が根強い病、がん。
そんながんは食事で予防できる、治すことができるという風説を耳にすることがありますが、果たして本当なのでしょうか。

そこで今日はがんを治す食事法が本当にあるのか、がんのリスクを上げてしまう食べ物、逆に下げる食べ物について調べてみましたのでご紹介します👀

がんを治す食事法は実在する?

病気、特に生活習慣病においては食生活が病気予防や改善の鍵を握ると言われていますが、がんも同じなのでしょうか。

調べてみたところ、残念ながらがんが治る特定の食材やサプリメント、そして食事法は今のところ確立されていないようです😥

ただ、食材に含まれる栄養素の中にはがんのリスクを下げるものも!
そのため、がんのリスクを下げる効果のある食材を組み合わせることでがん予防になったり、がん治療の効果を高めるためのサポート役となったりするなど食事は非常に重要な立ち位置と言えるでしょう。

ちょっと希望が持てますね✨

がんのリスクを上げる食べ物と下げる食べ物

食事が直接がんの治療に関わるわけではありませんが、食べ物の中にはがんの発症リスクを抑える栄養素を含むものがあります。
また逆に、がんの発症リスクを高くする食べ物もあるため、ご紹介していきます。

がんのリスクを上げる食べ物

まずはがんのリスクを上げる食べ物についてお話します。

がんのリスクを上げる食べ物① 塩分の多いもの

がんは生活習慣病の一つと言われています。
そのため、他の生活習慣病などの原因にもなると言われている塩分濃度の高い食事や魚の塩漬けなどの塩辛い食品はあまり頻繁に取らない方が良いでしょう。
また、フライドポテトやピザなどのジャンクフードにも塩分が多く含まれているので、ジャンクフードが好きな人は注意が必要です👆🏻
特に胃がんリスクのある人は塩分が濃い食事は避けるべきです。

食塩摂取量の1日の目安は男性7.5g未満、女性6.5g未満が推奨されているため、食事の際は基準を超えないよう心掛けてください。

がんのリスクを上げる食べ物② 肉類

人間が活動するのに必要なエネルギーのもとを作る動物性たんぱく質が豊富な肉類ですが、実は動物性たんぱく質を加熱すると発がん性物質が生成され、大腸がんリスクが高くなります

特に保存肉やベーコン・ハム加工肉は発がん性物質が多いと言われているため食べすぎは控え、できるだけ加工肉は食べないようにしましょう。

がんのリスクを上げる食べ物③ 熱い飲み物や食べ物

飲み物や食べ物を熱いまま摂取すると食道がんのリスクを上げる恐れがあるのだとか😨
食べ物や飲み物は熱々が好き、という人も結構いるかと思いますが、病気になっては元も子もないのでできれば少し冷ましてから摂取するようにしましょう。

がんのリスクを上げる食べ物④ アルコール

アルコールは肝臓がんのリスクを上げるので、適量以上飲まないよう注意し、週に1度は休肝日を作って肝臓を休めるようにしましょう。

ちなみに1日の飲酒量の目安は次の通りです。

  • 日本酒…1合

  • ビール大瓶(633ml)…1本

  • 焼酎・泡盛…原液で1合の2/3

  • ウィスキー・ブランデー…ダブル1杯

  • ワイン…グラス2杯程度

書き出してみると、意外と1日に飲んでいい量って少ないような…💦
私の周りでは普段これより飲酒量が多いという方が多い気がします😥

お酒が好きな人にとっては思う存分飲めなくて消化不良になるかもしれませんが、健康のためにも1日の目安の飲酒量はできるだけ超えないように気を付けて食事をしましょう。

がんのリスクを下げる食材

がんのリスクを下げる食材は、ビタミンA、C、Eを含む野菜や果物、ごま油やオリーブオイルなどの植物性油脂、ポリフェノールやカロテノイドなどを含む食品です。

また、緑黄色野菜は肺がんリスク、ビタミンDやカルシウム、葉酸などは大腸がんのリスクを減らすのに効果的だと言われています。

がん予防に最も有効な食材

アメリカ国立がん研究所ではがん予防効果のある食品を“デザイナーフーズ”と呼び、上に行くほどがん予防に有効な食材だと提唱しました。

画像:健康長寿ネット

これを見るとニンニクを筆頭にキャベツ、ニンジンなどが特にがん予防に有効のようですね!
ニンニクの独特な香りを発生させる硫化アリルには実は病気や老化の原因となる活性酸素を抑える強力な抗酸化作用がある他、切ったりすりおろしたりすることでアリシンがビタミンB1と結合、アリチアミンに変化、クエン酸回路に働きかけてがんを予防するのだとか。

また、ニンニクにはミネラルのセレンが含まれていて、過酸化脂質というがんの要因の一つと言われているものを分解してくれることから、ニンニクはがん予防に効果てきめんだと言われています。

ニンニクに次いでがん予防効果があるといわれるキャベツは、強いがん抑制効果があると言われるイソチアシネアートや発がん性物質を抑制するペルオキシダーゼという酵素、ビタミンC、ビタミンUがたくさん含まれているため肺がんや膀胱がんの予防に効果が期待できるのだとか。

また、ニンジンに含まれるβカロチンは体内でビタミンAに変化し免疫力を高める効果が期待できます。
更にニンジンは抗酸化作用も高く、肺がん・胃がんの予防効果が高いと言われています。

食事はがん治療を陰で支える縁の下の力持ち的存在

特定の食材をとることでがんが治るとかそんな単純な話ではないものの、がん予防に効果的な栄養が入った食材を組み合わせた食事をとることでがんに負けない体内環境を作ることは可能です。
いわば、がん治療を支える土台の存在ですね!

がん予防だけでなくがん治療においても食事が重要だということについて、コスモトゥーワンから出版された『「がん」を生きぬく最強のレシピ』 という本の中でも示されています。

画像:株式会社コスモトゥーワン

この本の中では食事をがん治療のひとつとして捉えられていて、がんと診断された場合に特化したレシピが色々掲載されています🌸

がんは亡くなる人も多いだけに診断されるとショックだと思いますが、早く治療を開始すれば助かる可能性も高い病気。
がん治療を進める上で大事なことは、前向きな気持ちを持つことです💪🏻
薬での治療に加え、がんに特化した食事でがんに負けない体づくりをすることで自信が持てればきっとがんからの回復も早いはず!

もし私が将来がんだと診断されたとしたら、いつまでもショックな気持ちを引きずらずに食事で内面からがんに負けない体になりたいと思います😉

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