怖くてちょっとエ◯チ!あの頃子供だった僕たちは「地獄先生ぬ~べ~」から大切なことをたくさん教わった

「俺の生徒に手を出すな」

週刊少年ジャンプで93年から99年まで連載されていた「地獄先生ぬ~べ~」という漫画をご存知でしょうか?真倉翔先生原作、岡野剛先生が作画を手がけた大ヒット作品です。アニメ化もされました。僕のように90年代に子供だった世代にとっては、鬼の手のぬ〜べ〜先生はお馴染みですよね。

童守小学校の教師、鵺野鳴介(ぬ〜べ〜)が自らに封印されている鬼の力を左手の「鬼の手」として使い、 「俺の生徒に手を出すな」と叫び、生徒たちを妖怪や悪霊、時には地獄からやってきた強力な鬼や神のような存在から守ります。

と、聞くと純粋なホラーアクションのように聞こえるし実際そうなのですが、お色気要素が非常~~~に強い作品でもあり、怖さとエロさがほどよく同居したテイストと言えば、ぬ~べ~をよく知る人はニコッとすると思いますw

美人で巨乳だけど怖がりな律子先生や妖怪のゆきめのそういうシーンはまだしも…… まぁ、色々と過激でしたねw

そういう要素抜きにしても、ゆきめや眠鬼など、かわいいキャラクターがたくさん出てきました。眠鬼のあのエピソード…… よく少年誌で描けましたねw

時代がおおらかだったんですね。

少年誌の割に妖怪の描写がリアル過ぎてトラウマになる子供も多かったのではないでしょうか?岡野先生の画力の高さが伺えます。そういう意味でも少年誌ではかなり攻めていた漫画だと言えます。   


主人公のぬ~べ~はいつもだらしがなく、生徒からもだらしないと言われまくっていますが、読者を感動させる数々の名言を残しています。ぬ~べ~から大事なことを教わった人も多いのではないでしょうか?

「よく聞け玉藻!人間は何人死ねば何人助かるなんて数で考えたりしない。目の前に命が危ない者がいれば何も考えず無意識に助けようとするものだ!自分の命もかえりみずにな!」

出典:#132 ぬ〜べ〜・玉藻共同戦線より

このセリフには痺れましたね。

先ほど引用したセリフに出てきたライバルであるイケメン妖狐、玉藻も魅力的。玉藻はかつては自身を完全な存在にするため、ぬ~べ~の生徒である広の頭蓋骨を狙っていましたが、何度もぬ~べ~の生徒を守る姿を見て次第に変わっていきました。個人的に玉藻も大好きなキャラです。

ぬ~べ~懐かしい!また読んでみたいという方、読んだことがないけれど興味あるなという方、ぜひぬ〜べ〜の世界に浸ってみてください!

とか言いながら、実は僕、続編である「地獄先生ぬ〜べ〜NEO」をまだ読んでいないんですよね。名作の続編はある意味「ちょっと怖くて」。でも、今度読んでみよう。

ちなみに、アニメ版もオススメです!

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