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フォッ!フォッ!エイティー!

ウルトラマンシリーズを子どもの時にしか見ておらず、その後本などを漁ってもいない私でも何となく分かる。
ウルトラマン80(エイティー)は不遇な扱いを受けている。

ウルトラヒーロー勢揃いのポスターにもいないのだろうなと想像できてしまう。
鼻とかハイレグみたいな股とかヘルメット被っているみたいな頭とか、その見た目ゆえなのか。

そんなウルトラマン80に光をあてたのが、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」である。

特撮・アクションすげーだけ言っていれば良かった80(何せ平成ガメラ=ウルトラマン80らしい)の、シリーズを通して話の方向性がどんどん変わっていくことで生まれた、そこにしかない、「80でしか見られない様々なテイストの同居」という魅力を浮き彫りにさせていく。
ゴダイゴ学園SFエレクトロチャイルディッシュ追加戦士ジャッキーもの、が80の正体なのである。
迷子である。

番組内であがったエピソードの「がんばれ!クワガタ越冬隊」は私も子ども時分に見ており、純粋に楽しんでいたのだが、改めて見返してみたい。
ここに至るまでの変遷も踏まえるとより味わい深いことだろう。

論者として出演した、タカハシヒョウリがボーカルをつとめる科楽特奏隊のウルトラマン80の主題歌も良いので、ぜひお聴きください。


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