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ジャンルを問わない個人的な2021年『このマンガがすごい! 』10選

今年も『このマンガがすごい! 2022』が発表された。 今年は『呪術廻戦』の藤本タツキ先生による衝撃の話題作『ルックバック』がオトコ編の1位。まあ、わかる。読んだ時の感情の揺さぶられ方はエグかった。モノ作りしている人間には刺さり過ぎて辛くなるくらい。 そういえばここ数年、『このマンガがすごい! 』におけるオトコ編とオンナ編というカテゴリ分けに関して、いろいろ議論が起きている。「いまどき性別で分ける意味とは?」という論争だけど、どこかで「分けることで、より多くの作品を紹介で

ムカデ人間は繋がっているのに孤独

このところ辛いニュースが多くなっている。なかなか、そういうニュースを目の当たりにすると心を揺さぶられてしまい動揺してしまう。 だからといって何が出来るわけでもなく、ただただ思い悩むだけになるのも精神衛生上よろしくない。そんな時は思いっきり不条理で不道徳で倫理観なんて捨て去って没入できる不謹慎なホラー映画とか観るのがいい。 死というものを軽々しく扱っているもの、人を人とも思わないようなものを観ることで「こんな状況よりはマシだわ」と笑って今の世界を新鮮な気持ちで見直すことがで

「何にもしないをしている」のも大変

薬のせいなのだろうか。ここ2週間くらい思考能力が低下している。以前なら散歩しながら自由律俳句を考えたり、なにか新しい発見をしたりということがあったのに、今は“ただ”散歩している。 そういえば桜玉吉のマンガでも「たいらな気持ち」と安定剤を飲んでいる玉吉が無表情で語る場面があったが、そんな状態なんだろうか。そして一日中とても眠たい。これを「いい状態」と言うのかどうか分からないが、落ち込みは少なくなった気はする。ただ、自律神経の方は依然としてぶっ壊れているようで、気圧の変化に過敏

華麗に加齢な『47歳、V系』バンドマンの世界

V系、ヴィジュアル系が好きだ。去年までは日常的にライブハウスに通う日々だった。仕事帰りにスーツで高田馬場や新宿、渋谷、池袋へ息を切らせて行っていた。あの頃が、もう今は懐かしい。 2月に行った横浜アリーナでのナイトメア20周年ライブを最後に、もう半年ライブへ行っていない。何時になったら気兼ねなく当たり前にライブハウスに行けるようになるのだろう。あの日常の中の非日常的な空間に身を置く心地よさが、本当に懐かしい。 そんな中、Twitterでまた素敵なマンガに出会った。 若い頃

昼間より蝉も元気な夜だもの

またひとつ年をとった。もう「だからなんだ」という気持ちでしかないが、そう考えるよりもこの世に生まれてきたことに感謝するような気持ちを持つことのが大切なのかなぁと夜の散歩をしながら思う。 外はうだるような暑さ、なんて言葉じゃ表現しきれない昼間の気温。そこに猛烈な雷を伴うゲリラ豪雨も最近は追加されている。日の出てる時間に出歩くことが更に難しくなってしまったようだ。 しかし何時から“ゲリラ豪雨”なんて言うようになったんだろう。なんか“ゲリラ豪雨”って言い方は風情がないから昔なが

わたしは雲の中にわたしの虹を置く

先週末くらいから一気に暑さが加速して、それと共に体調崩した。この時期に体調崩すと「コロナかも?」という気にもなって、もともとの精神状態に不安が圧し掛かる。結局、熱も出ず数日外出もしないでいたら落ち着いたのだが、110日続いていたnoteの連続更新が途絶えてしまった。 日課にしていた昼間の散歩も、40℃近い気温のなかでは自殺行為でしかないので断念。全てにおいて悪循環だった。昨日の夜、久しぶりに散歩してみたが21時過ぎても暑さが和らいでいないというのはなんなのだろう。つんく♂の

抜け殻だけで静かだ

お寺が好きだ。今日も散歩をしていて辿り着いたお寺に入ってみた。都心の雑踏の中から一歩足を踏み入れると、途端に結界に守られた異空間のような静けさに包まれる。そんなお寺が好きだ。 しんと静まる境内を歩いて紫陽花を眺める。前も書いたが、本当にアマガエルを見かけない。いや、カエルがまずいない。多摩川とか荒川まで行かないと見つからないのかな。 そう思いながら墓地の方まで行くと蝉の抜け殻があった。綺麗に脱皮した抜け殻を見ながら、ふと思う。今年、蝉の鳴き声を聞いた記憶がない。散歩中はイ

『夢中さ、きみに。』と『女の園の星』に見る令和時代の新しい“日常系”

最近は書店で新しいマンガに出会うより、Twitterの海で出会うことのが多くなった。これは本が売れなくなったこと、出版社が新刊を宣伝する体力がなくなったことと関係しているんじゃないだろうか。 編集部が(もしくは作者自身が)Twitterを使って1話分まるごとアップすることで“試し読み”の機会を作り出し、そこで話題になれば口コミでそのまま広がってくれるという流れが最近は主流になりつつある。 そう、まず読んでもらわないと始まらない。 その典型的なマンガのひとつが和山やま先生

道端に落ちている記念写真

戦隊ヒーロー禁止

ガンニバル

公衆電話ボックス

チェリーセージ・ホットリップス