【ライブレポ日記】ヴィジュアル系のある日常 その2

■5月25日(土) マイナス人生オーケストラ

10年以上活動していたマイナス人生オーケストラ、その最期のほんの数回だけライブに行けた。バンドを続けるって難しいし、続けていてくれるバンドを見れる時にしっかりと見ておく事って大切なんだなぁとしみじみ思った。

CDが売れなくなって、時代はサブスクリプションだとか言われるけれど、サブスクで音源を気軽に聴けるメリットより、サブスク配信によるバンドへの還元率の低さというデメリットが、結局バンド活動の首を絞める事も多々ある事を最近知った。

活動資金の捻出は大小かかわらずバンドにとっての現実的かつ切実な問題なんだと改めて思いを馳せるのだが、僕が何か出来る事があるのか?

ライブに行くことが少しでも手助けになるのなら、良いのだけど。

■6月8日(土) ゼロ年代のV系を語る会

ゼロ年代はハロプロをずっと見ていた。なので、この頃のV系事情というのはほとんど後追い。それを当時の現場レベルの証言交えて補完できたのは楽しかった。

■6月14日(金) 伊達漢祭の日程発表

今年の伊達漢祭が発表された。ナイトメアとして来年に向けての何かしらがあるんじゃないかと期待して。

■6月28日(金) SCAPEGOAT presents「略奪」

高田馬場AREAでSCAPEGOAT主催のイベントにREIGNとギャロが出るので定時ダッシュして向かったんだが、受付で「REIGNです」とチケット渡した瞬間に「え? 終わっちゃいましたよ」と無情の宣告。

毎度思うがタイムテーブル出して欲しい。最近はイベントによっては告知してくれる事も増えたけど、当たり前に出す文化になってくれる事を願う。絶対に出した方が今の時代は集客上がると思う。

ギャロは見れました。

■6月30日(日) 渋谷ZEAL LINK閉店と咲人似顔絵会

ヴィジュアル系専門のCDのショップが相次いで閉店していく。池袋のブランドエックスの閉店もショックだったが、まさか渋谷ZEAL LINKまで閉店するとは、いよいよ業界の閉塞感が増してきた。

切なくなりながら新宿のリトハへ何故か咲人に似顔絵を描いて貰う会に参加してきた。最近、咲人はプロレスがブームらしいから描いて貰いながら「連載中のキン肉マンが今、物凄く面白いから読んでみて」と伝えてきた。

■7月2日(火) REIGN DVD未収録動画

今年の2月に行われたREIGN5周年記念ワンマンのDVDに収録されなかった曲が公式YouTubeにアップされた。編集時に様々な都合で未収録となってしまった曲だけど、特に『Ghost labyrinth』なんかは人気曲なので公開してくれて嬉しい。

そもそもヴィジュアル系バンドは公式YouTubeやSNSを持っているのに積極的に発信していないという現状を何とかして欲しいと思っている。これはサブスク問題とも絡んでくるけど、まずは見てもらわないと知名度上がらないし、ライブハウスに行く敷居も下げられない。

もっともっと現場の雰囲気や情報を積極的に公式が発信していく文化ができて欲しいと切に願っている。

この辺、ハロプロとかは公式チャンネルを複数持っていて、ライブの翌日とかには撮って出しの映像を配信したり、歌唱レコーディングや楽器レコーディングまで配信したりしている。そういう積極性がヴィジュアル系の世界にも生まれないものかと思っているので、今度また紹介したい。

これなんてライブハウスまでの道のりや開演から終演後までの流れまで紹介してくれている丁寧さ。

ヴィジュアル系バンドも見習うべき事は色々あると思うのです。

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