教師は教育のプロでなければならない
今日、ネットを見ているとこんな動画を見つけました。
この動画のなかで、「学生」と「社会人」の違いについて話がありました。
「学生」とはお金を払って学ぶ「お客様」みたいな存在。
それに対して「社会人」は働いてお金をもらう存在。
お金は何に対して払われるかというと、もちろん仕事に対してです。
となれば、お金が払われている以上、その仕事には価値が必要です。
価値のある仕事ができる「プロ」であるからこそ、私達社会人は暮らしていけるのです。
では、教師という仕事はどんな価値をうみだしているのでしょうか。
営業のサラリーマンであれば、「契約をいくつ取ったか」「業績をどれだけ伸ばしたか」など、わかりやすい規準があります。
しかし、教師という仕事にはそのようなわかりやすい規準はなかなかありません。
「どこどこのクラスはテストの点数が◯点上がったから、あの先生はすばらしい」という評価は教育現場には適していません。
それならば、何をもって教師は価値を生み出したと言えるのか。
それは「子どもの成長」です。
挨拶できるようになった。
人の気持ちを考えられるようになった。
前までできなかったことができるようになった。
このように、具体的に数値化できないものが、子どもの成長です。
そして、教師はこの「子どもの成長」について「プロ」である必要があります。
だから、教師は「子どもの成長」につながることに時間を割くことが必要です。
自分の家に帰ってから何をするか。どのような振る舞いを日々するか。
それらすべてが「子どもの成長」につながっているとしたら。
それらすべてが「自分がプロであることを証明すること」につながっているとしたら。
日々の過ごし方が少し変わる気がします。
この話は前回の記事とも関連があります。
まだ読まれていない方はそちらもご覧になってください。
では、また。
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