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冬休みの練習について


女子バスケ部の年内の練習が今日で終わった。
12月に入ってからはDFをつけての練習が制限された。おそらく冬休みもその制限は続くだろう。

しかし、1月には1年生大会がある。

一言言わせてほしい。
「どうするんだ!5on5すらしてないのに!」
今年の1年は全員が中学から始めた初心者だ。それでかつ、コロナの影響でまともに練習を始めたのは8月。正味4ヶ月くらいしか練習できていない。だから、まだまだ実力不足だ。しかし、周りのチームにはミニバス出身の選手がゴロゴロいる。
つまり、まともに戦ったとしてもボコボコにされる。それなのにDFをつけての実戦練習すらできない。不味すぎる。

正直めちゃくちゃ焦る。他人が見てもわかるくらい焦ってる。見かねたベテランの先生が話を聞いてくださった。

まず、優先順位の確認。うちは私立ではなく公立学校。だから、授業が最も大事。その授業を成り立たせるために子どもの安全や健康が最優先事項となる。だから、コロナ対策でDFをつけないというのは部活をやる上で今はやらないといけないこと。
これは納得できる。確かにその通り。

そして、今できることの確認。まず、チームの方針を変えること。具体的には「プレスを仕掛けて速攻を増やす」という戦略に変えるというもの。これも分かる。というか、DFからの速攻はバスケの基本でかつDDMOでも最優先で狙うものだ。

さらに、練習としては脚力をつける、フットワークを身につける、速いテンポでのシュートを決める、などを目標としてやるべきだということになった。DFをつけないでやる練習としては、これらが目標になるしかないだろう。

また、セットオフェンスの練習もできる。例えば、スタックエントリーやハイローオフェンスなど。スローインもやれる。そう考えるとやれることはたくさんある。

個人的には、ドライブの連続でDFをやっつけるのが好きだ。だから、DDMOを取り入れたし今のチームにも合っている。ただ、1年に限って言えばDDMOを軸にしながらポストアップの回数を増やさないと点数は伸びないと思っている。なぜなら、ドライブでレイアップまでいけるような選手がまだ育っていないからだ。良いガードになりそうな選手もいるし、サイズも揃っている。1年生はまだまだ始めたばかりだが、期待できる選手がいる。
だからこそ焦ってしまうのだが。

しかし、ここはグッと堪えて脚力をつけさせよう。
急がば回れ瀬田の長橋。

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