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生徒たちも一緒に戦っていた

先日、生徒が
「学校の課題で巴瑠花先生のことを書きたいので、
お時間いただけますか?」
と言いに来て、
「私でいいの?私の何書くの?(笑)」
と聞くと
プペルバレエを0から創った話を書きたい
と言ってくれて
#この時点で泣きそうでした
時間を取って、2人で話をしたのですが、

その子と話しながら、
昨年のあの初演ができたのは、
プペルバレエスタッフ、ダンサーだけでなく
うちのスタジオスタッフや生徒、
そして保護者の方々も
一緒に走ってくれたからだなぁと
改めて感じて、書き記そうと思います。

その子からは、
プペルバレエを創ろうと思った経緯や想い、
全幕の新作バレエを創るときの流れ等
いろいろと質問をもらったのですが、
その中で、炎上の話にもなりました。

プペルバレエが一昨年、
大炎上したことはご存知の方も多いと思います。

実は、当時、スタジオスタッフも生徒も、
絶対に炎上のことを知っているはずなのに
私の前では、いつも通りで、
何事もなかったかのようにしてくれていたんです。
#口にできなかったんだと思います
#気を遣わせてしまいました

少し経ってから、
「巴瑠花先生は悪いことしてない!!」
「悔しい!!」
って私のいないところで
スタジオスタッフが大号泣していたことを
知ったり、

「Twitterのタイムラインが
巴瑠花先生の悪口で埋め尽くされてしんどかった」
と涙を流していたりと、

スタッフは、
ポロポロと話をしてきてくれるようになったので、
「辛い思いさせてごめんね。」
と話ができていましたが、

生徒たちは
一向に炎上の「え」の字も出さずでしたので、
子どもたちの心を聞くまでに
こんなにも時間がかかってしまいました。
#みんなごめんね

炎えていたネット上には
「この人の生徒、可哀相」という
大切な生徒に向けた言葉もあったんです。
#おそらく今は削除されました

「私がやろうとしていることは
大切な人を傷つけることなのか。。。」と、
スタッフや家族、そして生徒たちを
傷つけてしまっていることは
私にとって一番辛いことでしたが、

やはり年齢の大きい子は
自分でSNSが見れますので、
その子も当時それを目にしていたようで、
「私たちの何を知ってるんだ!!!!!」
と思ったと、
話してくれました。

親御さんからは、
「辞めたほうがいいんじゃないか?」と言われたと。

そりゃそうですよね。

自分の大切な子供が通う習い事の先生が
大炎上している。となれば、
「辞めたほうがいいんじゃないか?」
となるのはごく普通の心理だと思います。

その時、その子は親御さんと戦ってくれたそうです。
「お母さんはバレエ作ったことないでしょ!」と。
「娘がこんなに頑張ってるんだから、応援してよ!」と。

他の親御さんもきっととても不安だったと思います。
このままここにいて大丈夫なのか。
ウチの子どもは大丈夫なのか。

でも。
退会者は一人もいませんでした。

生徒も保護者の皆さんも
みんなきっとたくさん不安があって、
たくさん考えたと思うんです。

でも、みんな、信じてくれた。

本当にありがとうございます。

プペルバレエの本当の本当の初演って
2022年の発表会なんです。

大炎上は、その発表会練習の最中でした。

スタジオスタッフや生徒が
一緒にその発表会での初演を創り上げてくれなければ、
そしてその後も一緒に走ってくれなければ
昨年のプロ公演の初演はなかったのです。

プペルバレエは、
プペルバレエスタッフ、ダンサーだけでなく
スタジオスタッフや生徒、保護者、
みんなで創った、みんなで守った作品です。

炎上のことに限らず、
私がこのプロジェクトで東奔西走している間
きっと感じていたであろう不安や心配を横に置いて、
いつも通り大好きなバレエレッスンに
しっかり取り組んでいてくれていた生徒や、
変わらず生徒に愛を注ぎ、 
スタジオを守ってくれていたスタッフを
心から誇りに思います。
#みんなありがとう!
#大好きよ

今では、みんなレッスン後に勝手にCDかけて
プペルバレエを踊り狂っております!(笑)
#えんとつ掃除屋と星空が大人気笑

2024.2.8
製作総指揮 関 巴瑠花

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プペルバレエ再演に向けてクラファンに挑戦中です!
ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!
【支援ページはこちら】
https://www.picture-book.jp/projects/4275

【2024年公演情報】

2024年9月19日(木)14:00/19:00
@めぐろパーシモン 大ホール
↓チケットの先行予約はこちら↓
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