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【1年間更新予定】ダークライを擦り散らかしている男のダークライ徹底考察

(2023/10/20更新)
古代未来のカードリストが全て公開され、ダークライに超絶強化が入ったので記事の更新を行いました。
これまでの環境からガラッと変わるため過去の分と切り分けて有料部分の一番後ろに追記しております。(無料部分の内容は古いものなので読み飛ばしてください)
※一年間更新を約束していた都合上、既に購入いただいている方向けの更新となっておりますことをご了承ください。

更新内容:
・古代未来発売後のざっくりとした環境考察
・最新のダークライデッキ構築案を3つ追記

かくせーーーーーーーい!

昨年のシティリーグS5においてドガスダークライで運だけ優勝をかましたのをきっかけにダークライを擦り散らかしているのはこの男ぉ!
どーも、ぽわぽわくんです。

今回は新環境が始まったということでダークライにフォーカスして考察記事を書いていきたいと思います。

ダークライは新環境で注目されているデッキタイプの一つだと思うのでダークライに可能性を感じている皆さんと一緒に考察を深めていければと思います。

初の試みにはなるのですが、新弾が発売されて環境が変わるごとに新たに記事を書くのも面倒なので本記事に随時追記していく形にさせて頂きます。
(少なくとも次のレギュレーション変更までは新弾発売の度に無料部分・有料部分それぞれに追記していく予定です。)

無料部分には一般的なダークライデッキのお話を書き、有料部分にはデッキリスト、採用カード解説、各対面での戦い方等をまとめておきます。
この記事を買うことによって最低でも今後1年間はダークライデッキの動向を把握することができるため300円はバグレベルの価格設定となっております。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは早速やっていきましょう!

■Dレギュ落ちとポケモンのどうぐカテゴリ変更の影響

まずはDレギュ落ちとポケモンのどうぐがグッズではなくなったことによるダークライデッキへの影響を整理していきます。

・Dレギュ落ちによって失ったもの

1.ガラルマタドガス(かがくへんかガス)
こいつがいなくなったことによりドガスダークライというデッキタイプが概ね終了を迎えました。
一応まだ特性エナジーファクトリーを持つガラルマタドガスと、スモッグバーストという技を持つマタドガスが残ってはいますが流石に微妙と言わざるを得ないです。

2.クイックボール
大体のデッキが弱体化しているポイントだとは思います。
単純に悪エネルギーをトラッシュに送る手段が減ったのと、ガラルファイヤー(じゃあくチャージ)やネオラントVなどの手札から出すことで特性が発動するカードを使いにくくなったのがキツいですね。

3.クロバットV
これも多くのデッキが被害を受けていると思います。
サポート以外でドローする手段が減ったことにより縦引きのスピードが落ちました。
早く互換カードが出てくれることを祈るばかりです。

とはいえデッキを構成しているパーツの大半は残っているので他のデッキと比べるとDレギュ落ちによる影響はまだマシな方かなとは思います。
(失ったものばかり数えていても仕方ないので前を向いていきましょう!)

・ポケモンのどうぐカテゴリ変更の影響

レギュレーション変更と共に何故かポケモンのどうぐがグッズではなくポケモンのどうぐというカテゴリに変更されてしまいました。

ふーんそんなんどっちでもええわ(鼻ほじ)って当初の僕は思っていたのですが、実はこのカテゴリ変更がダークライデッキにおいては非常に重要であるということに最近気付きました。

具体的に何が変わるのかというと以下の2点になります。
1.スターアビスでトラッシュからポケモンのどうぐを回収することができない
2.ポケストップでポケモンのどうぐがトラッシュされてしまう

1.スターアビスでトラッシュからポケモンのどうぐを回収することができない
今までだとこだわりベルトをピン刺ししておいてスターアビスで使い回すみたいなことが可能だったのですが、グッズではなくなったので回収できなくなりました。
これによって構築の考え方を大きく変えないといけなくなってしまいました(ポケモンのどうぐをピン刺しすることが現実的ではなくなった)。

2.ポケストップでポケモンのどうぐがトラッシュされてしまう
ダークライデッキの大半がスタジアム枠としてポケストップを採用していると思いますので影響は大きいです。
前述の通りスターアビスでトラッシュから回収することもできなくなってしまっているので、ダークライデッキにポケモンのどうぐを採用すること自体が微妙になってしまったと言わざるを得ません。

ポケモンのどうぐカテゴリ変更の影響は意外と忘れがちなところかと思いますが、この機会に構築そのものを見直してみてはいかがでしょうか?

■ダークライデッキの強みと弱み

次にダークライデッキの強みと弱みを改めて整理していきます。
この作業を怠ると良い構築には辿り着けません。

・ダークライデッキの強み

1.火力が青天井
ダークライの強みは何と言っても火力が青天井であるということです。
300越えの火力を出すことができるため、HPの高いex,VSTAR,VMAXポケモンも一撃で葬り去る力があります。

2.グッズの使い回しが可能
本来グッズは一度トラッシュにいくと再利用することが不可能なものですが、スターアビスによってそれが可能となっています。
ダークパッチを使い回したり、クロススイッチャーを揃えやすかったりとこのデッキ特有の強い動きがあります。

3.タイプ相性的に優秀
草弱点の悪タイプというのはかなりタイプ相性上有利な場面が多いです。
環境上位にミュウやサーナイトなど悪弱点のポケモンが多く、そこに対して弱点を突くことができたり、環境上位に草タイプのポケモンがいないため弱点を突かれることがほとんどないなど有利な条件が揃っています。

4.回り出したら止まらない
火力がどんどん上がっていくデッキタイプなので、デッキが回り出したらもう止まりません。
どんなポケモンが出てきてもワンパンです。

5.サブアタッカーが優秀
サブアタッカー兼エネルギー供給要員としてWガラルファイヤーがデッキに採用されていることが多いと思います。
どちらもアタッカーとしての性能が優れているためダークライ以外でも戦えるというのは明確な強みであると言えます。

・ダークライデッキの弱み

1.序盤の火力が低い
青天井なのは強みなのですが、先攻2ターン目から220で殴っていけるようなスピードはありません。(先攻2ターン目に出せる火力は大体120〜180程度)
そのため序盤から火力をガンガン出してくるデッキ相手には押し切られてしまう傾向があります。

2.事故りやすい
回り出したら止まらないのはたしかなんですが、事故り散らかして何もできずに終わることもしばしばあります。
どうしてもデッキの性質上エネルギーの採用枚数が多くなってしまうため事故りがちなのは仕方ないですね。

3.ダークライラインのHPが低い
ダークライVのHPが210,ダークライVSTARのHPが270と残念なHPラインをしています。
なぜ220と280にしてくれなかったのでしょうか?

4.実はミュウにそこまで有利ではない
弱点をつけて有利対面のはずのミュウに案外負けます。
まあでもこれはミュウが強すぎるだけなのであまり気にしない方がいいと思います。

強みと弱みをまとめると、
序盤の火力は心許ないものの中終盤の高火力は至高
事故りやすいものの回り始めると止まらない
HPラインが残念ではあるもののタイプ相性的には優秀
グッズを使いまわせたりサブアタッカーも優秀だったりするが、役割対象のはずのミュウに少し懸念点あり

強みを最大限に活かすも良し、弱みを補うも良し
構築を考える上で意識しておきたいところです。

■環境におけるダークライデッキの立ち位置(随時更新)

・現在のTier表

Tier1:サーナイト
Tier1.5:ルギア、ロスバレ、パオジアン
Tier2:ロスギラ、ミュウ、アルセウス
Tier2.5:ミライドン、ディンルー
Tier3:その他

上記Tier表は随時更新して最新の状態を保つようにする予定です。
(2023/04/22更新)←更新日書いておきます

・ダークライデッキを取り巻く環境の変遷

新弾(スノーハザード、クレイバースト)が発売されたことで環境が大きく変わったので一旦今までのを消して新しく書き直しました。(2023/04/22更新)

ついにやってきました大サーナイト時代
イキリンコexの登場で初動のスピード感も向上し、ダークライへの追い風が吹いてきましたね。

前環境のサーナイトはほとんどがザシアンV+空の封印石採用型で実はそこまで有利が取れるデッキタイプではありませんでした。
しかし、最近では勇気のお守り+フワンテ採用型やリバーサルエネルギー+サーナイトで突っ込んでくる型が増加傾向でザシアンVが不採用(もしくはザシアンVは採用されているが空の封印石は不採用)の構築が目立ちます。

これによってダークライは弱点がつける分サーナイトに対しては比較的有利な対面と言えそうです。(ザシアンV+空の封印石のギミックがまた増加するとサイドレース的には厳しくなってきそうです)

ダークライが苦手としているロスバレやロスギラなどもナンジャモの登場によって少し立ち位置を落としているのは明確な追い風要素ですね。

あとはミカルゲの登場によって雪道ミュウが消滅し、フュージョンミュウに移行するのも少しありがたい点ですね。

ダークライはサーナイトの構築の変化やロスト系統のシェアや構築の変化次第で大きく立ち位置が変わるデッキなので、今後の環境の変遷に注目しておきたいところです。

■(余談)ブロロロームについて

最近ダークライデッキにブロロロームを入れているリストをよく見かけるのでここで簡単に言及しておきたいと思います。

結論からいうと現状のブロロロームの評価…「微妙」とさせてください。

理由としては
ブロロロームを入れたところで事故がマシになるわけではない
ブロロロームを採用できるほどのデッキスペースもベンチスペースもない
6枚になるまでドローできるが、なんだかんだで手札が詰まってあまり引けなかったり、手札にエネルギーがなくて引けなかったりする
逃げエネが重い
などです。

ただあくまで現状の評価なので、今後出るカードによっては評価が覆る可能性があります。

(リバーサルエネルギーが出たのでワンチャンぐらいはありそうですね)

ここからは僕のテキトーな予想を少し語ります。
将来的に化けそうなカードを予想するのが好きなだけなのでテキトーに読み飛ばしてください。

ブロロロームは恐らくexが出ると思っています。
根拠はゲームにおいてスター団のボス達がブロロローム(スターモービル)を使っているからです。
ここまで優遇されているポケモンがexにならないことはほぼあり得ないでしょう。

更に面白いことにブロロロームは鋼と毒の複合タイプです。
現状、毒タイプはポケモンカードにおいて悪タイプに分類されます。(剣盾レギュから変わりました)
つまり将来出るであろうブロロロームexが悪タイプで登場することもあり得るということです。

もちろん普通に鋼タイプで出るかもしれませんし、テラスタルで全く別のタイプになっているかもしれません。

ですが、今後もし悪タイプでブロロロームexが登場するようなことがあったらそれはもう激アツですね。
その場合ブロロロダークライを絶対に組むことをここに約束いたします。

exが出ると分岐進化で無限の可能性があるのでとても面白いですよね。
(ゾロアークからブロロロームとガラルマタドガス(エナジーファクトリー)を出すとかも既に面白そうではあります)

ブロロロームexが出てかつ悪タイプであることを願って本記事の無料部分を締めたいと思います。

ここから先は有料部分になります。
ダークライデッキについてより理解を深めたい方は購入して損はしないと思いますのでぜひ購入していっていただけると嬉しいです!

それではここまで読んでくださりありがとうございました。
また有料部分でお会いしましょう!

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