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虫とり残酷物語 てんとう虫編

おはようございます。今日は絵の事はお休みして、昆虫飼育について書こうと思います。いつもは4コマ『虫とり物語』をお届けしていますが、漫画では書けない残酷なシーンもこれだけ昆虫との日々を送るとあるわけでして😅

絵では書けないことを文字で書いてみようかなと思いました。
こぼれ話『虫とり残酷物語』てんとう虫編🐞

2020年4月。ようやく長かった寒い冬が終わり、可愛らしい雑草が芽吹く頃に、これまた可愛らしい姿をした赤と黒の水玉模様の昆虫🐞が現れる。
虫とりをずっと我慢していた息子は早速、てんとう虫を見つけて家に持ち帰る。
てんとう虫は今年で3年目。慣れたもので私もジャムの空き瓶を用意して、そこにアブラムシの付いた雑草とてんとう虫を入れる。ラップで空き瓶の口を塞ぎ、輪ゴムでラップがずれないように留めて、最後に爪楊枝でラップに空気穴を開けて完成。これで一安心。

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けれど、今年は違っていた。息子はそこに10匹のてんとう虫を入れた。数日飼育していると、卵を生んでいた。その卵があれよあれよと孵り、幼虫になった。

この幼虫時代が、残酷物語なのです。
幼虫を飼って蛹にして羽化し、成虫に育てた物語は漫画で描いた通り経験済みです!(よかったら虫とり物語見てくださいね🌟)
今回も孵った幼虫を育てることにしました。流石に10匹もいる成虫と一緒に飼うには狭すぎるので、別の空き瓶を用意し、幼虫4匹を飼育することにしました。
てんとう虫は、幼虫も成虫もアブラムシを食べます。(違う種に植物を食べる子もいますが)食べる量も結構多いです。毎日アブラムシの付いた雑草をかえて上げなくてはいけません。

はじめは可愛がっていた息子。コロナ生活だったので幼稚園もないことから毎朝、きちんと雑草を取りに行ってました。幼虫はあればある分食べ脱皮を繰り返しドンドン大きく太っちょになっていきました❣️が、日に日に暖かくなる季節、モンシロチョウやアゲハ蝶が飛び交うのを見て、息子は虫とりハンターの血が騒ぎ、取ることに夢中になり、お世話を忘れがちになりました。

そして、悲劇を目撃した私。息子に代わり、雑草を取りにいき瓶に入れようとした時のこと。

…………幼虫が幼虫を食べている。😨😨😨😨😨そう共喰いです😱エサがなく仕方なしに仲間(兄弟)を食べていた。

カマキリの幼虫が共喰いするのも肉食昆虫が他の昆虫を食べるシーンも見てきた私ですが、何ともその食べ方がエグかった…ヒイイってなりました🥶

これが4コマではお届けできない残酷物語です。可愛らしい話ばかりではなく、虫とり最中、網の中でお亡くなりになった昆虫さんや、飼育失敗話など、まだまだ沢山あります。こぼれ話は文章でお伝えできたらと思います。😅

皆様に笑顔と元気を届ける作品を描き続けます!全力を絵に注ぐためのサポートよろしくお願いします🎨