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派遣先を3日で辞めてきた

派遣先が全然合わなかった

現在、週2回パート薬剤師をやっているのだが、それ以外に別の会社で2,3月は平日1日、土曜日半日の派遣業務を契約した。
しかし、全く雰囲気が合わず勤務2日にして、派遣会社に契約解除の旨を連絡をしてしまうという事態になってしまった。契約したにもかかわらず、2日でギブアップって常識ないよなーと思い、担当者へ連絡するのも悩んだ。

なぜ悩んだかというと、契約を解除する=約束を破ることになり、相手の期待を裏切る罪悪感、信用失う怖れ、約束を破るのは悪いこと、と思ってしまうからだ。
とはいえ、本気で働きたくないと思ってしまったので、仕方ない。

派遣先が合わなかった理由

会社が社員を大事にしていない

設備投資をケチってる感が否めなかった。どうしても人間はミスをしてしまう生き物である。だから、機械で確認できる部分は機械に頼る、万が一間違いが発生しても原因を特定できる、遡れる環境や設備が大事だと考えている。個人的には、派遣先の規模で設備が脆弱だな、と思ってしまった。それって、会社が社員を守ること、さらにお客さんを守ることを重要視しているのか疑問に思ってしまった。

社員が自分・お互いを大事にしていない

コミュニケーション?と思うかもしれないが、(自分を含めた)人を大事にするの基本は、環境整備じゃないかと思っている。人を丁寧にもてなすなら、きれいな服を着るとか、きれいな場所で過ごすことを考えるではないだろうか。
更衣室の環境や、作業場の雑然感が自分の基準値を超えていた。更衣室は定期的に清掃しているのか、不安になる環境であった。作業場は片付け場所の決まっていない書類がそこかしこに散らばっていたり、掲示物もたくさんある割に、果たして現在も役立つ情報として掲示しているのか気になってしまった。

業務のやり方が個人主義

お互いを大事にしていないにも通じるところではあるが、積極的にコミュニケーションを取りながら分担して作業をする、というよりは、自分の仕事を淡々とこなす方を優先している場所であった。多くの派遣先では、1連の流れの中で、一部を切り取って派遣社員が任されることが多い。しかし、派遣社員も社員と同じ流れを任されるため仕事が多岐に渡り、さらに重責のある業務にも携わることになる。

自分にとって理想の職場とは?

合わなかった理由をつらつらと書いてしまったが、上記に挙げたものは表面的なものである。
もう少し掘り下げて本質的に考えてみると

派遣先の人達のパッション

かなーと思う。

求人票には、勤務先、労働時間、時給など、業務量の指標となる情報が記載されている。しかし自分が大事にしている物は測れないものであった。自分自身がが勤務先の社員にどれだけ貢献したいと思えるか、なのだ。貢献したい、助けたい気持ちがあれば、どんなに忙しくても、安くても活力が湧くのだ。

しかし、今回の派遣先は全く貢献したい気持ちになれなかった。早く終わらないかなーって時計を見てばかりであった。

じゃあ私の言う、パッションって何なのさってことになるけど、「思いやり」だと思う。社員一人一人がお客さんに対して何ができるか、その店舗で働く人やヘルプの人、派遣の人が働きやすい環境になるために自分が提供できることって何だろう、と考える姿勢が大事だと思う。

仕事をこなせば良い、とか、自分さえ良ければ良い、とか、私関係ないしーといった価値観の会社では働けない。

勤務最終日に派遣会社から最終確認があった。時給が倍になっても働きたくなかったので、契約終了にした。全く後悔はしていない。


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