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47.【紹介】ハクメイとミコチ

 三寸の女の子が織りなすほのぼの日常探求漫画です。

 樫木祐人先生がKADOKAWA『ハルタ』で連載している作品で、2018年にはアニメ化もされています。これが大好きなのです私は!

 身長が9cmの主人公たちが日常を生きる様がまざまざと描かれており生々しくもわくわくする世界が描かれています。日常の何気ない”楽しさ”を探求しその魅力を表現するのが最高に最高です。
 主人公たちが身長が9cmでありながらその趣味や楽しさは、我々人間でもやりたいことばかりです。「あー、これやってみたい。」「そうそう、これが楽しいんだよね。」「このくらいが良いんだよ。」などなど共感の嵐です。

 私が特に好きな共感できる話は、
「第52話 グラスと貯金」
 ハクメイとミコチが骨董市で一目惚れしたグラスを買おうと思ったのですが高くて今は手が出せない。骨董市が終わるまでに節約生活でお金を貯める。
「第54話 港町の酔っ払い」
 行きつけのお店にいくといつになく大繁盛。陽気なお客さんに誘われて飲み会に混ざります。地元の人ばかりですがそれぞれ打ち解け合い笑い合う。

 どちらも皆さんが経験ありそうな(?)日常の話ではありますが、ハクミコの世界観に落とし込まれただけで愛おしくも”楽しい”へと昇華するのです。

 さて、この作品に触れてからというもの、日常の”楽しさ”にアンテナを広げると共にそこに”なぜ”を考えるようになりました。どこに楽しさを見出しているか、それを他者と共感するためのポイントは…。
 どうせならみんなで楽しみたいじゃないですか。

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