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ニートとフリーターを行ったり来たりしながら気づいたら30代になってた人。 ゆったりと穏…

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ニートとフリーターを行ったり来たりしながら気づいたら30代になってた人。 ゆったりと穏やかに生きていきたい……。

最近の記事

映画やアニメを倍速で見ることをおすすめしたい

ちょっと前から、映画やアニメを倍速で見ることについての話をよく見かけるようになった。 その殆どは否定的な文脈で語られている。 ざっくりググってみたところ、だいたいの記事は「最近の若者はタイパを重視して大事なことを見落としている……」みたいな結論に向かって書かれているように見える。 倍速視聴している人に若者が多いせいか、なんとなく、若者批判の材料の一つにされているような気がしてならない。 僕も一年ほど前まで、映像作品を倍速で見るということはしていなかった。 否定的な人の主張に

    • 文章を遅く書く方法について考える

      文章を書いている人なら、だいたいが速筆に憧れる。 執筆速度が速ければ速いほど、沢山の文章を書くことができる。沢山の文章を書くことができれば、それだけ経験値が溜まり、文章力も向上する。 それに、執筆を仕事にすることも視野に入れれば、速度を上げることは自分の収入を上げることとイコールになる。 だから皆、とにかく速く書こうとする。 しかし、自分の好きな作家等を思い浮かべてみると、遅筆の人も結構多い。 めちゃくちゃ面白くて続きが気になるけど、なかなか続刊が出ない……。そうして待ちわ

      • ノベルゲーム『ヒラヒラヒヒル』がめっちゃ良かった

        『ヒラヒラヒヒル』というノベルゲームをプレイした。 このゲームをプレイするほとんどの人がそうだろうけど、僕もまた瀬戸口さんが大好きだ。いつも通り今回も期待を膨らませた状態でプレイを始めたが、期待通り、めちゃくちゃ良かった。 クリアまでのプレイ時間は15時間程度。 プレイしながら色々考え込んだりしていた時間もあったので、実際には13時間くらいだ。短く感じるが、値段を考えれば妥当だと思う。 この物語では風爛症という架空の病気が出てくる。 簡単に言えば歩く死体のようになる病気で

        • 「諦めなければ夢は叶う」という完全な嘘

          嘘の希望の言葉について、書きたいと思う。 生まれた時からそれらに触れているため気づきづらいが、いざ意識してみると、そういう言葉はあちこちに溢れている。 努力している人に対して「諦めなければ夢は叶う」なんて言うのもそうだし、自殺したいと言う人に対して「生きていればきっと良いことがある」なんて言うのもそうだ。 根拠がなく、現実に即していない。悪い言い方をすれば、その場しのぎの希望、と言えるかもしれない。 それらに頼ることで、一時的にやる気を出せたりするメリットはあるかもしれな

        映画やアニメを倍速で見ることをおすすめしたい

          価値観という服をオーダーメイドする

          いわゆる「普通」とか「常識」とか言われる価値観に違和感を抱く人は少なくない。 違和感を抱きながら、無理やりそれに適応させようとすれば、生きづらさを感じるのは当たり前だと思う。 いわゆる「普通」の価値観というのは、既製品のスーツのようなものだと思う。 最も一般的な体格に合わせて作られた商品だ。それは多くの人にとって満足できるスーツだが、人によって体格が違う以上、どうしてもうまく着れない人が出てくる。 異常にピチピチだったり、異常にダボダボだったり。丈が長かったり短かったり。ま

          価値観という服をオーダーメイドする

          自己肯定感って別に高めなくてもいいんじゃない?

          最近は自己肯定感ブームみたいなところがある。 書店に行くと、自己肯定感を高める方法みたいな本をよく見かけるし、noteにもそういった文章は無数に散らばっている。 なんか、違和感がある。 軽くググってみたところ、自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定する感覚」だそうだ。 ありのまま、ということはつまり、何か努力したりして無理やり取り繕っていない、まっさらな自分自身ということだと思う。 現在の自分そのものを肯定し受け入れることで、精神的に安定した状態になる、というのは、確かにそ

          自己肯定感って別に高めなくてもいいんじゃない?

          会社をクビになったので近所の小さな山に登った

          少し前に、僕は会社をクビになった。 正直、その経緯についてめちゃくちゃ書きたい。だけど勤めていたその会社が、ネットの悪口には弁護士を立てて全力で戦うタイプなので、とりあえずしばらくはやめておく。 会社をクビになった僕は、すぐに会社の寮を追い出された。そして結局、慣れ親しんだ実家に逃げ帰ってきた。 入社したのはわずか二ヶ月前。短すぎるが、過去に一週間で退職したこともあるので、まぁそこまで驚くことではない。 ニートをしながら、年金だとか健康保険とかの手続きをしたり、最後の給料

          会社をクビになったので近所の小さな山に登った

          やりたいことでも、やらなくていい

          僕はいわゆるオタクなので、ちょくちょく趣味でイラストを描いたり小説を書いたりしている。 といっても、実はここ半年くらい、そういう創作活動がまともにできていない。 創作は僕のやりたいことリストの結構上の方にあって、優先度としてはかなり高い。にも関わらずそれがうまくいかない状態が続き、ストレスが溜まっていた。 そんな中、今回のタイトルのようなことを思ったわけだ。 やりたいことでも、やらなくていいんじゃない? 「やりたいこと至上主義」とでも言えるような思想が、現代はかなり流行し

          やりたいことでも、やらなくていい

          まだまだコミュ障の僕が、コミュ障を改善する方法を伝えたい

          ほとんどの人間が、どこかで直面する問題だと思う。 少なくともこのノートを開いた人達は、全員こう思っているはずだ。 コミュニケーション、難しすぎる。 恐らく一度は「コミュ障 治し方」とか「コミュニケーション コツ」とか、そんなアホっぽい検索を試したこともあるはずだ。 そして、自分から話すんじゃなくて聞き上手になりなさいとか、相槌がどうとか否定しないとか目を見るとか、なんかそんな感じのアドバイスを、よく知らないインターネットの人達から聞いただろうと思う。 でも、それらのアドバ

          まだまだコミュ障の僕が、コミュ障を改善する方法を伝えたい