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【育児】4歳10ヶ月 お箸トレーニング完了

最近、やっと子どもが普通箸で食事ができるようになりました。
去年、保育園のクラスメイトのお家にお邪魔した時に、我が子より少し生まれ月の早いその子が普通箸をマスターしていて驚きました。その当時我が子はトレーニング箸すらうまく持つことができず、親である私も教えるのが面倒でだらだらとスプーンとフォークで食事をさせていましたが、これではいけないと思い、そこから本格的に箸トレーニングを開始しました。
子どもに合うトレーニング箸を探していろいろと買い漁ったので、使用感とトレーニング箸卒業までの道のりをまとめてみます。

① スリコのトレーニング箸

まず使ったのがこちら。
指を入れるリングがあり、上部が連結されているタイプです。また、シリコン製のパーツなのでバネの力もあります。
初めて2歳くらいで持たせた時はいきなり上手に使えて(今思えばそう見えるだけで、正しい持ち方ではありませんでした)、こりゃ箸トレ楽勝だと思っていましたが、分解して遊ぶようになったり、シリコンが劣化してきて指を入れるリングがすぐにずれるようになったためお蔵入りに。
また、このタイプだと中指をうまく使えず、最終的にバネの力を利用して人差し指のみで動かし、トングのようになってしまっていました。初期になんとなーーーくの指の置き方を学ぶのには良いと思いますが、変な持ち方でも食べ物をつかめてしまうため、きちんと持てないようなら、クセになるまえに別のお箸を試した方が良いと思います。

※商品ページのリンクを貼ろうと思いましたが、今は販売していなさそうでした。

2歳の時の画像でてきたのでトリミングしました。
つかみ食べと半々。

② ののじ 初めてのちゃんと箸

キャップのみのシンプルなお箸です。指のリングはありません。
キャップで二本の箸が連結されているのでバラバラになりません。付属のキャップは2種、しっかりタイプと柔らかタイプが付いてきます。このキャップが軽いバネのような役割も果たしてくれていて、軽い力で開閉ができます。

リングがないので親がきちんと指のポジションや使い方を教える必要があるのですが、私が教えるのが下手で、どうしても薬指が浮いてしまったり(バネの力で、人差し指で箸を閉じればいいだけになり、箸を開くときに中指を動かす必要がなくなってしまう。)、親指が離れてしまったり(二本の箸が連結されているので親指で押さえなくても持ててしまう)とうまくいきませんでした。また、スリコのお箸もそうなのですが、補助パーツが簡単に分解できるタイプだと、子が食事中に遊び始めてしまったり、パーツがずれてうまく持てない!と怒り出したりしてしまうので封印しました。

結果として我が子には合わなかったのですが、すでに指のポジションが分かっている子であれば、普通箸への移行がスムーズに進みそうだと思いました。

③ イシダ 三点持箸

正しい指のポジションに印やヘコミがあるタイプで、ほぼ普通箸です。アシストの印通りに指を置けばとても綺麗な持ち方が完成します。
これに前述のののじ箸のキャップをつけるといいとTwitter(X)で回ってきたので即買いしたのですが、すぐにキャップが外れてしまい異種混合作戦は失敗。
ほぼ普通箸なので、箸トレーニング真っ只中、単品ではまだまだ使えるレベルではないと判断して早々にお蔵入り。楽天買い周り対象にするためにサイズ違いで2膳買ったのに。。
小学生くらいになったら綺麗な持ち方練習の最終仕上げなどでまた出そうかな。。
食洗機不可なのがめちゃくちゃ残念。

④ ダイソーのトレーニング箸(カエル🐸)

子がまだ0歳の時、エルゴの中でアウアウ言ってた頃、ダイソーの陳列棚に抱っこ紐から手を伸ばしてパッケージを引きちぎってしまい、仕方なく買ったもの。
食器棚に封印していました。
正直、100均だしこんなもんじゃ箸マスターは無理だろう。ちゃんと専門家が監修したトレーニング箸で練習した方がいい!とも思っており、箸トレーニングを始めても、これは使っていませんでした。

しかしこれで我が子は箸トレーニングを卒業します。
ダイソーさん、信用してなくてごめんなさい。ありがとう。

箸トレーニングでは②ののじの箸をしばらく使っていましたが、どうにも指の置き方が正しくできず、あまりうるさく言ってもおはしがいやになるだけだな(実際、教えられるのが嫌いな子なのですぐ怒り出し、私にもなかなかのストレスでした)と、休戦し、一時期スプーンとフォーク生活に退行していました。
そしてある日食器棚を漁っていた子どもが、これ何ー!?とダイソー箸を発掘。
興味を持ってくれたタイミングで箸トレーニング再開することにしました。

ここまで書いてきたようにお箸と子どもの相性は結構大きな要素なのですが、結果としてダイソー箸が我が子に合っており、最初から割とうまく使うことができました。

この箸は上部がカエルちゃんでつながっており、バネはなし。親指を置く場所のみサポートがあります。開閉は自分で動かす必要があり、中指と人差し指のふたつを動かすクセがしっかりと身につきました。親指もきちんと上のお箸をおさえられる場所に収まりました。(子がののじのお箸ではできていなかったことができるように!)
箸先はトングのように平たく、ギザギザになっており、掴みやすい仕様です。
そして子どもには分解できない仕様なので、食事中に遊び始めることもなかったです。

2ヶ月ほど、この箸とスプーン、フォークの三点セットを食卓に出し、最初はお箸で食べ始め、疲れてきたらスプーンフォークで完食する、という習慣にしてお箸での食事に慣れていきました。大好きなじいじに「お箸上手だね!」と褒められたことで自信もつき、徐々にトレーニング箸オンリーで最後まで食べ切れるようになっていきました。

そして普通箸を持たせてみると、たどたどしいながらもしっかりと持てるようになっていました。
大人のお箸(普通箸)できるじゃーん!!すごーい!と褒めちぎり、現在は普通箸のみで食事をできるように慣らしているところです。本人も、普通のお箸でいいの!練習おはしはいらないから!と言うほどになりました。
まだあまり綺麗な持ち方ではないのですが、ポジションが間違っているわけではなく、指の動きが慣れていないだけのようなので、これは時間が経てば直っていくと思っています。

最後に

ここまで書いてきたように、我が子に合うトレーニング箸を見極めるのに結構時間がかかったと思いますが、合うトレーニング箸を見つけてからは卒業まで早かったです。
子どもの性格や発達により、合うお箸は様々かと思いますが、箸トレをしている親御さんの参考になる部分があれば幸いです。

そういえば、一番有名なエジソン箸をつかっていませんでした。どうなんでしょうか?

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