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わたしに会うまでの1600キロ 感想


今日は映画「わたしに会うまでの1600キロ」を紹介させていただきます!



あらすじ

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一人でアメリカ3大遊歩道と言われるPCT(全長1600キロ)に挑んだ女性のお話。


物語の最初は、断崖絶壁に片方の靴を落とし、絶望に明け暮れるシーンから始まります。
そこから、どうして彼女はPCTに挑んだのかを探る過去と、自分を変えようと検討しながらPCTを歩く現在が、交互に描かれて生きます。

実話を元に作成された映画ということで、すごくリアルな内容でした。

例えば、ハイキングに慣れていないからこその失敗、女性一人で挑戦することによる恐怖。


例えば、彼女は燃料を間違えることで10日間ほど冷たい粥を食べなくてはいけませんでした。また、出会う男たちに狙われたり、アクシデントが襲ったりとすごくリアルに描かれていました。


続けることの重要性

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最初にPCTを歩き始めた時には、「いつでもやめれる」と自分に言い聞かせていた彼女。

ハイキング初心者で、右も左も分からぬまま挑戦を始めたため、様々な失敗を重ねて生きます。


そんな中、ハイキングの途中でグレックという男性に出会います。
彼は明らかにタフそうな男で、彼女が1日18キロ歩くことが限界と話す中、彼は1日25キロを歩くと言います。

しかし、ハイキングの途中で彼がリタイアしたことを知ります。原因は大雪でした。この話を聞く前には彼女が果敢に雪山に挑むシーンがありました。

ここから、すごく感じたことは「進み続けるとこの重要性」です。

明らかに、経験を力もあるグレッグがリタイアして、未経験で、力も劣る彼女が進み続けました。彼が、不可能に感じた雪山も彼女は進み続けました。

ハイキングを始めたては右も左もわかりませんが、始めた頃は自信なんてなく、いつでも辞めたいと思っていながらも、進み続ける。
結局、これしかないなと思います。

能力や経験は関係ない。

「やり続ける」


この映画から学びました。



「わたしに会うまでの1600キロ」にこめられた思い?

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映画の最後には、
「母が望む自分になるまで長い時間がかかった」とありました。

調べたところ洋題は「Wild」でした。
おそらく「わたしに会うまでの1600キロ」という題名は、PCTが自分探しの旅だったことからつけたのかなと思います。

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しかし、正直な感想としては、彼女は自分を見つけるというよりも変わりたかったのだと思いました。


ダメな自分に嫌気がさし、わらにもすがる思いでPCTに挑み、自分の身を大自然に置き、自分と戦っていました。

彼女の場合、大きなモチベーションとなっていたのは「母」で、彼女を進み続けさせていました。
一方で、ダメな自分にさせていたのは「母の死」で、このハイキングにおいて母の死を受け入れて生き、母の望む姿に変化しようとしていったのだと感じました。


最後に

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今日は、映画の感想を書いてみました。
「わたしに会うまでの1600キロ」は人によって様々な感じ方がある映画なのではないかと思います。是非、ご自身の目でご覧になって見てください!


最後までお読みいただきありがとうございました!








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