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Upworkで必要な「コネクト」ってなんぞ?使い方と貯め方。

フリーランスでビジネスサポートや広報の支援活動をしている福島いなかです。
日本の古き良き大企業で広報を数年間経験した後、中小企業診断士として独立しました。

基本的には上記の経営支援や広報支援が本業なのですが、フリーランスは収入の安定が大切なので副業的に海外のスキルマーケットで仕事を受注しています。
具体的にはUpworkというサイトを使用しています。

仕事の実績もある程度たまってきたので、そろそろノウハウを共有してもよい時期にきたかと思い、noteを初めてみました。

Upworkには独特な「Connect(コネクト)」という仕組みがあります。

慣れればどうってことはないことなのですが、最初は戸惑うことが多いので、今回はこの「Connect(コネクト)」についてまとめていきます。

Upworkで必要になる「Connect(コネクト)」とは

Upworkにおけるコネクトは、案件に応募する際に必要になるポイントのようなものです。コネクトは最初に登録したときに無料で40コネクトがもらえ、その後は毎月10コネクトずつもらえます。

また、有料アカウントである「フリーランサープラス」に登録すれば70コネクトずつもらうことができます。

Upworkで仕事を獲得するためには、クライアント側が募集している案件に応募しなければなりません。この案件ごとにコネクト数が設定されており、応募するためにはコネクトを消費する必要があります。

だいたいは1案件4コネクトくらいから必要になるイメージで、報酬が高い案件ほど必要なコネクトが多くなってきます(クライアント次第ではありますが)。

以下の画像で「Required Connects to submit a proposal」と書かれているのが案件に応募するための必要コネクト数です。

案件のページを開くと左側に表示されます。

ちなみに「Available Connects」と書かれているのが現在、自分が持っているコネクト数です。

Upworkでは最初の案件を獲得するまでが大変なので、できるだけ多くの案件に応募する必要がありますが、このコネクトをうまくやりくりしないとすぐに行動不能になってしまいます。

料金を支払うことで追加することもできるのですが、まだ案件を獲得したことがない段階でお金を支出するのも馬鹿らしいのでうまくやりくりしながら進めていくのが重要です。

案件の受注側である筆者からすると面倒な仕組みだと思っていますが、おそらくは発注側を守る仕組みなのでしょう。ちゃんと検討していないフリーランサーが手あたり次第案件に応募してきたら、それを評価する側は大変ですから・・・。

コネクトの入手方法

すでに少し触れましたが、コネクトの入手方法はいくつかあります。Upworkで案件を安定的に稼いでいくためには必要な知識ですので、押さえておくのをおすすめします。

1.新規アカウント作成時に無料でもらえる
Upworkに新規登録すると、アカウント作成した後に40コネクトが無料でもらえます。ほとんどの方がこの40コネクトをうまくやりくりして案件を獲得することになります。戦略的に、大事に使うようにしましょう。

2.有料メンバーシッププランを利用する
Upworkには有料のメンバーシッププラン「フリーランサープラス」があります。「フリーランサープラス」には月額$14.99を支払うことで加入することができ、毎月70コネクトがもらえます。70コネクトあれば、よほど無駄遣いをしなければコネクトが枯渇することはないのですが、案件が獲得できなければ、今のレートで毎月約2000円ずつ赤字になるので、加入するかどうかはよく考えてからにしてください。

3.購入する
必要に応じて、コネクトを追加で購入することができます。1コネクトあたり$0.15から購入することができます。これも例えば8コネクトが必要な案件に応募するときに7コネクトしかない場合に少し買い足す、などならよいでしょうが恒常的に買うのは考え物だと思っています。

コネクトをうまくやりくりする方法

というわけで、コネクトの説明と入手方法について語ってきました。
筆者がお伝えしたいことはできるだけコネクトのためにお金を払うのはやめましょうということです。

お金を稼ぐためにUpworkに登録したのに、逆にお金を吸い取られてしまっていては長続きしません。

最初の1ヶ月くらいは案件にありつけないということはザラですので、頑張って無料のコネクトの中でやりくりするようにしましょう。
ここからは筆者が実践しているコネクトのやりくり方法を紹介します。

1.応募する案件をきっちり吟味する
コネクトをやりくりする方法の基本は、とにかく無駄遣いをしないことです。無計画に案件に応募していてはすぐにコネクトは尽きてしまいます。
応募する案件をしっかり吟味して、自分のスキルに合っていて強みをアピールしやすい案件を狙うようにしましょう。

まだ案件を獲得できていない初心者が効率的に案件をゲットするポイントは「やりたい案件」より「自分をアピールしやすい案件」に絞って応募することです。

金額が高い案件や、単純なライティングの案件などは応募が集まりやすい人気の案件です。しかも、この類の案件は応募に必要なコネクト数が多い傾向にあります。
そのため、このような案件にばかり応募しているとアッという間にコネクトがなくなってしまいます。

よって、始めたばかりの初心者は、自分のスキルが行かせて、かつ多少金額が安い案件などを狙ってみてはいかがでしょうか。

2.応募の前にプロフィールを充実させる
Upworkでの活動を始めたばかりの方は、早く案件を獲得したいために、自分のプロフィールをしっかり書き切る前に案件に応募するような人も多くいるようです。

クライアントの立場になってみましょう。
クライアントは自分のビジネスを成功させるためにフリーランサーを募集しています。つまり必死です。

出来るだけスキルのある、信頼できるフリーランサーを雇用したいと考えているでしょう。

そんな中、実績もなく、プロフィールもいい加減なフリーランサーが応募してきても、雇用しようとは思わないでしょう。

プロフィールをしっかり書かずに案件に応募してもコネクトの無駄です。
まずは、しっかりと練ったプロフィールを書くようにしましょう。

3.カバーレターをしっかり書きましょう
案件を獲得するために、プロフィールと同じくらい重要なのが応募時に提出するカバーレターです。

いくらプロフィールを充実させていてもカバーレターがうまく書けていなければ、これまた案件獲得には至りません。

カバーレターの書き方は以下の記事にまとめていますので、良ければ参考にしてみてください。

まとめ

以上、今回はUpworkで必要なコネクトについて話してきました。

慣れれば大した難しい話ではないと思います。

Upworkでの案件獲得については以下の記事でまとめてますので、是非、参考にしてみてください。


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