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再雇用前に会社を辞めました! -133-

<シニア新入社員奮闘記>
こんにちは、ケロヨンです。
 先回は俺と嫁さんの仕事に奮闘している最近の様子を書いたけど、今回は職業に対する男性と女性の向き不向きについて興味深い事を嫁さんが言っていたんで、それを紹介しようかな。
 俺や嫁さんが新卒で就職した1980年代は男性は総合職、女性は一般職、所謂事務職に完全に分かれていて、当時男女が同等に扱われていたのは国家公務員、地方公務員の一部職種と教師位だったんじゃないかな。自衛隊も女性は明確に分かれていたしね。
当時よく聞いた話は女性は事務など細かい作業を正確にこなす事に適しているが男性は会社全体の戦略や相手との交渉術などに長けている。男性は細かい仕事が不得意なので適材適所を考えると男性は総合職、女性は事務職と言う事になっていた。
典型的なのは会社の中での営業部門の組織の成り立ちだ。当たり前に部長、課長がいて担当者が何人かいるって言う組織が一般的で、女性は男性の営業担当者の業務を後方支援したり会社内外の手続きをしたり、営業部門は毎月商品やサービスを販売した結果を計上しなければいけないがそれは全て事務職である女性の仕事だった。役職者は全員男性だったが女性は事務職の中で職位の昇任は有っても管理職に付く事が無いのが一般的だった。
最近はLGBTQ差別になるから男性、女性と分けて書くのは良くないのかもしれないけどそのまま紹介するね。
 嫁さんが言っていたのは男女の適材適所の話なんだが、それは男脳、女脳にももしかしたら関係が有るのかもしれない。
 嫁さん曰く
「幼児や小学生をみていると男の子は物を分解する事が大好きで女の子は逆に組み立てる事が好きなようにみえる。って事は職業的な観点からみると男の子は設計に向いているけど女の子はプログラムを作って行くIT系が得意なんだと思う。もしそうだとするなら、現在大量に足りていないIT系人材の育成はもっと女性を登用すべきだった。」
これを聞いて俺は妙に納得してしまった。もっと女性が働きやすい社会に日本政府や日本企業が20年以上前に真剣に取り組んでいたらIT人材不足も少しは解消していたんじゃないかなあ。
それとこれは俺だけじゃないと思うんだけど、ネットで飛行機や旅の宿、コンサートチケット、各種役所関係の手続きなどをする時、かなりイライラした経験が有ると思う。指示通りに進んでやっていてもタイムアウトになってしまったり、「もう一度最初からやり直してください。」って言うのが多すぎるよね。これはネット手続きのプログラム作成する時の問題が大きいと思っている。専門的な事は分からないからあくまで俺の想像や憶測だけど、プログラムを作成する前には必ずプログラムをどのように流すか?と言う「流れ図」を作成する。流れ図は一般的にアルゴリズム(問題の解決手法や手順)を示す方法として良く使われるんだけど、この流れ図を作成する段階で男脳と女脳の差が出て来るんじゃないかな?組立る事が好きな女脳は、例えば自分のファッションであればTPOを考えて今日はフリルの付いた可愛い系が良いなあ、とか今日はシックに決めた方が良いから黒やダーク系にしようとか様々な組み立てを一瞬で考え付いたりする。また、あれこれ想定して、こうなったらこうなる可能性が高いからこうしよう、とか、かなり危険予知についての想像力が女脳の方が一般的に高いように思える。
また、これは表現を変えれば女脳の方が気配りがきくって言う事かも知れない。
そうであればある問題を解決する為の流れ図を作る場合女性の方があらゆる可能性を想定して、高齢者にも使いやすいようなプログラムを組む確率が高いんではないだろうか?
今の日本がIT偏差値低すぎるのは、もしかすると男女格差が世界でもビリに近い現状が生み出しているのかもしれないよね。
次回はこの日本特有の男女格差が大きい理由について少し持論を書いてみようかな。

武蔵小杉マンション群の夜景、綺麗だよね~!



 

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