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再雇用前に会社を辞めました! -161-

<シニア新入社員奮闘記>
 こんにちは、ケロヨンです。
先回は業務委託されているB社の予算作成会議の様子と嘱託雇用契約しているT社での俺の営業のやり方を書いたけど、今回は一昨日2月2日(金)にあったB社グループの事業計画発表会の様子を書こうかな。
 B社は俺が今住んでいる県の中にあるK市では結構有名なS一族が経営しているMグループの中にある1社だ。
 毎週金曜日の16:00からこのMグループの幹部会が開催されるんだけど、Mグループは全役職員45名程度の小さなグループでその中でB社の従業員は31名と圧倒的多数を占めている。従いB社が儲け頭にならなければいけないのに現在そうなっていない事がS取締役の頭痛の種なんだよね。
 B社は人材派遣会社でお客様は工場や倉庫を持っている会社になる。どうしても派遣している人達の近くにいて管理をしなければならないので、なるべく本社が有る地域で営業活動する事になる。
人材派遣は時給のレベルなど地域性に左右される事が多く、なかなか未知の地域には入っていけないようなんだよね。
 幸いB社本社が有る地域は工場や倉庫が日本国内でも多い地域なので、競合他社も多いけど潜在需要はかなり多い。そんな中で損益分岐点である260人の派遣人数は俺の中ではそんなにハードルが高くないじゃね?と感じている。
 2月2日の幹部会の中で行われたMグループ各社(全部で5社)の事業計画発表会は「いったいどんな事業計画が出て来るんだろう?」と少し楽しみにしていた。ところが、業務委託されているB社含めその内容は「事業計画」とは程遠い内容だった。
 そもそも、予算作成時の事業計画は今期の計画に対してその実績を定量、定性的に確認し、何が良くて何が悪かったか?を明確に評価した上で来期には何をどこまで、どのようにやるべきか?の計画を作成するものなのに、今期の振り返りが全く無いまま作成されていた。
俺は新参者なので各社の発表を黙って聞いていたのだが、最後に意見を求められたので、思わず「これって事業計画なんですか?」と聞いてしまった。
「次期事業計画とは来期の目標を設定するに当たり、(今期の)現状分析をしてその要因・真因を見極め、それをあるべき姿にする為に何を、いつまでに、どのように、どうするのか?、が明確に分かりやすく書かれていないといけないと思います。」
と言ってしまった。
 進行役を担っていたS取締役は我が意を得たり、とニヤッとして、
「やっと私が日頃言っている事を理解してくれる人が現れた。」
と嬉しそうだった。
 今回発表された事業計画は次回の幹部会までにやり直し、との結論になったんだけど、これは事業計画書の作り方から手取り足取り教えないといけないんだ、と腹をくくったよ。
次回はこの続きを書こうかな。

今日は立春ですね!

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