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【DJ】Rekordbox DJの便利機能紹介①

DJソフトウェアである "Rekordbox DJ" には様々な便利機能が隠されております。
その中の1つをこちらでご紹介いたします。

相性の良い曲同士を記憶しておける機能


言葉で表現するのが難しいのですが、2曲同士の相性が非常に良くて綺麗に繋がった場合など、曲同士の繋ぎを記憶しておける機能です。

例えば、左デッキにA、右デッキにBを読み込ませたとき、これが綺麗に繋がった場合にこの機能を使用すれば、次回以降にAを読み込ませた時に繋げる候補としてBが表示される機能です。
また、左デッキにAを読み込ませるのは変わらず右デッキにCを読み込ませた時にこの繋ぎも自分が納得行くものだった場合、再度こちらの機能を使用すると、次回以降にAを読み込ませた時の候補にBとCが表示されます。
もちろん、BとCを読み込ませた場合、どちらの時も候補にはAが表示されます。

それでは、以下が手順となります。

【 設定手順 】

通常DJをしている時には波形に隠れてしまい見たことが無い人が多いと思いますが、実はここに素晴らしい機能が隠れております。

※今回は "PERFORMANCE" モードと "2Deck Horizontal" 表示にしてます。

Rekordbox DJを立ち上げた後、楽曲をロードせずに本来波形が表示される場所の右端をご覧ください。
以下画像のように「<」が表示されているかと思います。

Rekordbox DJ上部画面
Rekordbox DJ上部「<」表示部分

こちらをクリックすると、富士通のロゴもしくは知恵の輪のようなアイコンが出てきますが今はクリックをせず、こちらが表示された状態にしておいてください。

富士通みたいなアイコン表示画面

次に、画面右下を見るとバトンのようなアイコンである「関連するトラックリストを表示」があると思いますのでそちらをクリックします。
こちらをクリックしたら、コレクションと書かれた左上にある「LIST」をクリックして白いアクティブ状態にします。

「関連するトラックリストを表示」と「LIST」画面

先ほどのバトンのようなマークの少し上に歯車アイコンの設定がありますのでこちらをクリックします。
設定画面が開いたら、左にある「Matching」にチェックを入れます。
(「BPM」と「キー」にチェックが入っていてもそのままで)

設定と「Matching」画面

ここまで来たら、後は互いのデッキに相性の良い楽曲同士を入れます。
今回は例として、ガールズ・イン・ザ・フロンティアとAstrogationを読み込ませております。

読み込ませた画面

楽曲の読み込みが完了したら、先ほど表示させておいた富士通のロゴみたいなアイコンをクリックします。

読み込ませた後の富士通みたいなアイコン画面

すると、右下の部分に、ガールズ・イン・ザ・フロンティアを読み込ませた場合はAstrogationが表示され、Astrogationを読み込ませた場合はガールズ・イン・ザ・フロンティアが表示されるようになり、一瞬で相性の良い楽曲をもう片方のデッキに読み込ませることが可能となります。

ガールズ・イン・ザ・フロンティア読み込ませた時
Astrogation読み込ませた時

以上で設定手順は完了です。
セトリを作っている時や実際に現場でDJしてる時にも設定が可能なので、是非有効活用されてください。

【 最後に 】

こちらを活用することによって、今思い付く限りでは

・綺麗な繋ぎで観客を盛り上がらせたい
・唯一無二の繋ぎを記憶しておくことが出来る
・突発的なDJに対応することが出来る

などですが、他にもたくさんの対応が可能になるかと思っております。
こんな使い方もできるよ!などの発見をされた方は、是非お教えいただけると嬉しいです。

他にも様々な便利機能が隠れておりますが、それは他の記事にてご紹介します。
せっかくRekordboxを使っているので、使える機能は最大限に使い、DJライフを更に楽しいものとしていきましょう!

//  ぷれい

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