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2006年ドラマ『アンフェア』感想

※ネタバレを含みます。

2006年『アンフェア』(脚本/佐藤嗣麻子)観賞。
検挙率NO.1だが反発に遭うことも多い刑事、雪平夏美(篠原涼子さん)。
彼女の周囲で推理小説に沿った殺人事件が次々と起こり、雪平が突き止めた相手が西島秀俊さん演じる瀬島だった。物語は雪平の過去からの怨恨によるもので黒幕ではなかった瀬島は逃亡した末、3話で雪平に射殺される。
が! 作中唯一のラブシーンの相手が西島さんだった。犯人かも知れない参考人のような男と警察官が簡単に飲んで寝るか? まあ、そこはドラマか。まだまだ若者と言う風貌をした西島さんは今より怖い目をしていた。

雪平(篠原涼子さん)と瀬島(西島秀俊さん)
笑わない目が怖い西島さん

仲間の裏切り、男社会において苛立ちが募る展開ではあったが、そのせいで雪平の愛娘、美央とのやり取りもどこかぎこちなく進んで行く。しかし、最後には解決し、美央に対し罪悪感を抱えた雪平の心も解き放たれる。
どんでん返しであぶり出された犯人もやるせない過去を抱えていた。瑛太さんと若き三浦春馬さんが出演していて、悲しそうな純粋な瞳が印象に残った。プロポーション抜群の篠原涼子さんが、起床時は常に全裸で目覚めるなど家族と見ていたらドッキリする場面もあったがきれいで眼福。やはりこういう猟奇的殺人を扱う連続ドラマは丁寧に描かれるのが良いですね。

2006年ドラマ版ポスター

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