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自己解放で大事なのは「ホッとする」「気持ちいい〜」という『体感』


こんにちはAkaneです。

今日は自己解放する上で、そしてインナーチャイルドを癒す上でも非常に大切な「安心の体感」と、それを解放する方法をお話をします。

皆さんは自分自身の「体感」をしっかりと味わえているでしょうか。

思考の書き換えを頑張ってるけど、なかなか変わらない。
望みにフォーカスしているのに、まだ何か生き苦しさがある。
いつも焦ったり不安で、心が落ち着かない。

セッションでもこういう方はよくいらっしゃいます(無自覚なことも多いです)。

インナーチャイルドを思考によって抑圧している人は(インナーチャイルド=感情の抑圧は100%思考によって起こります)、なぜそのような思考が育ったかというと、幼少期からこれまでの人生で「絶対的な安心感」をほとんど感じられなかったことが原因にあります。

無条件で自分がここにいていい、という安心感。
家庭に安らぎがある、という安心感。
親が自分の味方でいてくれる、という安心感。
親が自分を応援してくれている、という安心感。

これらを感じられなかったために、怯えて、緊張し、焦って、不安がいつもある。
いつ親に怒られるか、いつ親に否定されるか、いつ親が不機嫌になるか分からない。
親の望む自分でいないと、見捨てられるかもしれない。その「恐れ」の感覚で今でも身体はビクビクしているわけです。
そして、幼少からこれらに適応するように思考が育つので、自分の思考が先回りして「〇〇かもしれない」といつも自分を否定したり、いらぬ心配をしたり、恐れたり焦ったりして、自分を怯えさせるようになります。
これが「ずっと緊張や不安や焦りがある」の原因です。

こんな中で「緊張や不安の体感」を家庭内で感じていた人は、それが当たり前になってしまい「安心の体感」がよく分からないまま大人になります。人間は本能的に「安心」を求めているし、安らげる時間こそが人生の全ての基盤になります。「安心していられる自分」「自分で自分を安心させてあげられる力(思考と行動)がある」ことが、生きやすさの基本ということです。

では、どうすれば「安心」がデフォルトの状態に持っていけるのでしょうか。
ポイントは大きく分けると3つあって「思考」と「行動」と「体感」です。

インナーチャイルドを癒す上でまず大事なのは自己対話と未消化の感情を消化することですが、それについてはこちらの2つの記事を参考にしてください。
▷インナーチャイルドを癒す目的は「自己肯定」と「思考の書き換え」。思考と感情のメカニズム+インナーチャイルドの癒し方。
https://note.com/precession_astro/n/nd2f4731d8917
▷生きやすくなる、自己対話のやり方と7つの手引き。 https://note.com/precession_astro/n/n8e0f21b62577


今回お話するのは「体感」の部分です(もちろんここに思考と行動も含まれます)。

人が「思考」に夢中になりやすい今の時代、「体感」はかなり軽視されてるのではないか?と私は思います。
「体感の軽視または無視」が生きづらい人の多区の原因なのではないかと思うくらいです。
体感は、思考と同等に重要です。

例えば

お風呂に入って気持ちいい とか
寒い、暑い とか
緊張で体がこわばる とか
お腹が空いた、お腹がいっぱい とか
体調がよくて快適だ とか
安心してホッとする とか

「体感」というのはこのような「体で感じること」です。そして「緊張で体がこわばる」とか「安心してホッとする」などでお分かりいただけるように、体感は「心=感情」と密接に結びついています。

インナーチャイルドを自分の思考で抑圧している人は、思考が過剰に(しかも自分を虐める方向で)稼働しているためにこの「体感」を蔑ろにしがちです。
幼少期に「これ以上辛さや恐れを感じたくない」と判断して、思考で体感(と感情)を認識するのをやめた...というパターンも多いです。
緊張や不安の状態を「これが普通、これが当たり前」と脳で処理することで、逆に家庭内で自分の心の安全を守ったわけですね。

こんな感じで、インナーチャイルドを抑圧している人は「緊張、不安」がデフォルトだったため、「安心、ホッとする、気持ちいい」が足りていない&思考が自分のそれを学習していないパターンがほとんどなわけです。

ということで、自己解放のステップの1つとして「体感」を解放するために
まずは「ホッとする」「安心する」「気持ちいい」ことを自分の脳に覚えさせてあげましょう。
「ホッとすること、安心すること、気持ちいいこと」を今すぐにやってみましょう。
今の自分が、一日の中でどれだけその時間があるか、振り返ってみるといいかもしれません。

例えば

温かい飲み物を飲む
美味しい食べ物を食べる
お風呂にゆっくり入る
ぼーっとする
ゆったり景色を眺める
散歩する
マッサージする(マッサージに行く)
瞑想する

などなど....「ホッとする、安心する、気持ちいい」も人によって様々だと思います。
重要なのは、それをやっている時の「気持ちいい、という体感をただ感じる」ということ。

「あ〜〜気持ちいいな〜〜」

という体感を、ひたすら感じる。たっぷりと浸る。
家庭内での安心が少なかった人ほど、これに長く浸るのが難しいかと思います。
私もそうでした。頭であれこれ考え始めたり、「気持ちいい」をパッとやめてしまったりする。
これも、手放しで安心できない家庭内で(いつ親に怒られるか分からない、とか)自分が身につけた防衛手段なんですよね。場合によっては「ボーッとしてたら(親に、他人に、世間に)置いていかれる」みたいな恐れもあるかもしれません。

「安心していて大丈夫」ということを自分に体感をもって実感させてあげる、ということですね。

なんだか緊張や不安がほぐれない、生きづらさがある、とか
「自分、全然気持ちいい時間を過ごせてないかも!」と思った人は、
今日から「安心、ホッとする、気持ちいい」の時間をたくさん作ってみてください。
「どれだけ中断せずに気持ちいい体感に浸れるか」をチャレンジするといいと思います。
そして、自分にとっての安心、ホッとする、気持ちいい、がどんな体感で、どんなことでをそれを感じるのか、どんどん試して、自分の脳に学習させてあげましょう。1日の中で「ホッと、リラックスしている、気持ちいい時間」をどんどん増やしていきましょう。

これは私もインナーチャイルドを癒した後に毎日繰り返しやったことです。
そのおかげ今では「リラックス、気持ちいい」の状態がデフォルトになりました。
また今でも毎日「安心、気持ちいい、という体感を自分が感じているかどうか」を大事にしています。

自分が「安心、リラックス、気持ちいい」を感じることをやろうとしたり、それに集中すると「思考」はそれに協力せざるを得なくなるので、自然と思考の書き換えにも繋がります。自然と、自分に寄り添う思考が育っていきます。また、人間は体感が伴うことで脳の学習(経験の認知)が倍増するので、体感で「安心」を学習すれば「安心していて大丈夫」ということを効率的に自分の脳に刷り込むことができます。

人間、生きてれば緊張や不安を感じる時だってもちろんあります。緊張や不安を感じてはいけないのではなく、それがデフォルトだと苦しいよね、それが起きた時も自分で安心に持っていけたら幸せだよね、安心と気持ちいいをより沢山感じられた方が幸せだよね、ということです。
そして何より「自分を緊張や不安にさせているのは自分の思考(これまでで身に付けてきた学習や思考回路)なんだ」ということを自覚するだけで意識が大きく変わるよ、ということです。

そして安心やリラックス、気持ちいい、の感覚は「魂の感覚」にも近いので、その状態でいることで創造のインスピレーションが得られたり、豊かさが流れてきたり、よりそちらの周波数に近い現実が創造されていきます。いいことしかありません。笑


ということで、今回は自己解放に欠かせない「体感」のお話でした。
自分が安心すること、ホッとすること、気持ちいいこと、それを「体感」で感じること。
ぜひこれを習慣にして、自分と仲良くなり、ラクで自由で豊かな毎日にしていきましょう。

この記事が何か参考になりましたら、♡を押していただけたら幸いです。
ではまた次の記事でお会いしましょう。


【関連記事】

インナーチャイルドを癒す目的は「自己肯定」と「思考の書き換え」。思考と感情のメカニズム+インナーチャイルドの癒し方。
https://note.com/precession_astro/n/nd2f4731d8917


生きやすくなる、自己対話のやり方と7つの手引き。 https://note.com/precession_astro/n/n8e0f21b62577




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