ビジネスパーソン向け、デザインを学ぶならこの3冊
こんにちは。ユーザベースグループのFORCAS/JVRのデザイナーの廣田(@nacchin777)です。
最近、FORCAS/JVRの仲間から、「デザインを勉強したい!」「どんな本がオススメ?」みたいなことを、よく聞かれるようになったので、ちょっとここにまとめておこうと思います。
デザイナー向けではなく、ビジネスパーソン向けにオススメの書籍。
モノゴトの捉え方や、資料づくりに役立ちそうな考え方を中心に、こちらの3冊。あまりたくさん紹介しても、消化不良になっちゃうからね。3冊だけだったら、読みきれそうじゃない?笑
No.1 | APPLE Learning to Design, Designing to Learn りんご 学び方のデザイン デザインの学び方
これは、以前、別の記事でも紹介しましたが、1番のおすすめです。具体的なデザインHOW TOではありませんが、リンゴを題材に、「理解 → 観察 → 想像 → 分解 → 編集 → 可視化」といったプロセスを通して、「デザインとは何か?」を学べます。
もともとは、アートディレクターであり、グラフィックデザイナーの三木健氏が、大阪芸術大学でデザインを学ぶ学生向けに開発した教育メソッドです。
教育メソッドでありながら、ビジネス書でもあると思う。そして、哲学書にも思える。。。いや、デザインフィロソフィーを学んでいるわけだから、哲学書なのか。。。笑
書籍の中で印象に残った言葉。
気づきに気づく
学び方を学ぶ
物語とは、モノが語り始めていくことだ
ひとつひとつの言葉も心にしみますが、彼の文体もとても詩的で好きです。現実と夢の狭間を行ったり来たりするような、そんな不思議な感覚に包まれます。
しっかりと脳と心の両方に入ってくる感覚はあるんだけど、どこかふわふわした気持ちになります。うぅーん、私の感じたこと、これで伝わってるかな。笑
(↑)なんとなく、リンゴを乗せてみた。笑
No.2 | なるほどデザイン
「目で見て楽しむ」をコンセプトに、デザインって楽しい!を教えてくれる書籍。
デザイナーの7つ道具「ダイジ度天秤」「スポットライト」「擬人化力」「連想力」「翻訳機」「虫めがね」「愛」の考え方がものすごく共感できます。
以前、JVRのCTOに、「デザインするって愛することなんだよねぇ」なんて言ったら苦笑されたけど、私は、これが一番ダイジだと今でも信じています。コンテンツへの愛、それを届ける相手への愛です。笑
そして、たまーに、デザイン書なのに、サンプルのデザインが「なんだかなぁ」って時があるけど、これはサンプルもマネしたくなるほど素敵です。また、Before/Afterのサンプルがあるので、解説されていることがビジュアルにわかりやすいです。まさに「なるほど!」という、書籍タイトルの通り。笑
編集とデザインという観点が、プレゼン資料を作るビジネスマンにも良いと思う。特設サイトもありますよ。
No.3 | ウォール・ストリート・ジャーナル式 図解表現のルール
これは、資料づくりに役立つ書籍。図や表、グラフの作り方のHOW TOです。
著者はウォール・ストリートジャーナルでフラフィックエディター(だった)、Dona M. Won。プレゼン資料だけでなく社内資料を作成するにおいても、図表を描く&読む技術は必須ですよね。デザイナーでなくても、すべてのビジネスパーソンにとって役立つ書籍だと思います。
以上、厳選の3冊でした。
最後に人材募集のお知らせ。
FORCASでは、SaaS事業の経験は問わず、SaaSにキャリアチェンジしたい人を大募集中です。ふるってご応募くださいな。
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