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自分で選んで、自分で決めてきた息子の話 〜自己決定〜

前回少しスペインのチームへ練習しに行っていたことを書きました

なぜ行ったか
息子のことを書いてみます

小さい頃からの特徴

小さい頃から
知りたい!やりたい!という気持ちから
学ぶために自ら
本で調べたり
知識を取り入れたり
習いに行って挑戦したりすることは好きな子でした

ですが
同じ"学ぶ"でも
やらされることは苦手で
わかっていることを反復練習しなければならない宿題なんかも嫌いで
お勉強が好きなタイプではありません

能動的に取り組むことは得意で
受動的になると興味が、、、🤷🏼‍♀️

だからね
小学生のころは特に
「なんで学校行かなあかんのー」と
よく言っていました

日本は中学までは義務教育で
高校からは行くか行かないかは決められる

と、正直に話していました

親の価値観で
大学まで行かせたい‼︎なんてことしたら
息子なんかはタイプ的に大荒れして
逆効果なことはわかっていたのでね

私もある意味
"何を選び、どう生きるかは彼の人生"と
腹を括って話していました
(だからと言って放ったらかして好き放題にしていたわけではないですよ!彼の得意なことや特徴から、親として見ていて思う意見は伝えていました)

スペインへ行くことになった理由

中学2年生の12月に

中学3年生になる前の春休みに
スペインへ行って
体験して
いろいろ知ってから
高校をどうするか決めたいし
連れて行って欲しい‼︎

と、お願いしてきました⚽️

進路を決めるにあたって
彼にとって必要なことだったようです

実際、行ってみると
街の空気感
時間の流れ方

もちろんバルサがあるし
頭が忙しい合理的な練習が大好物で
(こんな練習がしたかった!が叶った)

日本に帰りたくない‼︎と帰る日まで
ずっと言っていましたが帰る日は来るわけで…帰国✈︎

帰ってきたら
決めたことを話してくるのを待ちました


そしたらね
「今の自分にスペインにいてできることはないと思ったから、海外に出る準備をするために高校へ行く‼︎と決めたことを言ってきました

体験し
感じたことをもとに考えて
自分で結論を出すことができた

私は、それが嬉しいなって思いました😌

そして
高校行くって決めたこと
私もまだまだ自分の価値観が大きくあって
正直、ホッとしたのも覚えています^^;
(藤井聡太棋聖 高校卒業2ヶ月前に自主退学
親御さん、すごいなと思います)


海外へ出る準備ができる学校を選ぶという
高校選びの方向性も見えたので
志望校は決めやすかったのも良かった部分です

私の覚悟と子育ての方針

いつ学校を辞めたいと言われても

"その時は何か理由があるから
落ち着いて聴いて話し合いをしよう!"と

入学式の時に
心の中でそっと覚悟していました
(みんな笑顔の入学式の中、私はニコニコできなかったのを覚えています)

そんな息子は
まさか、本当にまさかです

部活を3年間続け
大学へ行くことにし(2年生まで日本で大学へ行くとか考えていませんでした)
海外へ出る予定なので高校の成績は必要なため、最後までテスト勉強はやりきり
もうすぐ卒業式を迎えます

18年ママをやってきて振り返ると…

自分と子どもの間に境界線を引き

ときには親子の課題として考え話し合い
子ども課題の場合は、土足で踏み込まないように不安や心配を抱える努力をし

ときには、それでも不安や心配で怒って
喧嘩したり

それでもやっぱり私は
息子が、自分を生きていて楽しいなぁと思って自分の人生を生きていってほしいそこへ戻ることを選んできました

で、感想は…

子どもの力を信じるって
やっぱり怖かった


信じるって
自分を信じてないとできなかったから
感情に振り回される自分と向き合ってきた
だからこそ、怖いながらも信じられたな


私と息子の場合は
この子育てのやり方でよかった
と感じています

大学生になるにあって

3月末に
授業料の支払いがあります
半期分か一年分か選べます


私は、忘れっぽいし
手数料も一回で済むから一年分にしようと
思ったのですが


そこは
やっぱり気になって息子に確認!


一年分払って、半期で辞める可能性はゼロではないかもと頭を過ったのでね
お金は返ってこないしね


そしたら


やっぱりコレがやりたい‼︎
ってことが見つかったら辞めるかもしれないから半期分でお願いします


とのことでした


ですよねー


その時はまた
落ち着いて話を聞く!と覚悟を決めています
必要だと感じたら、その話から感じた親の意見は言いますが
もう大学生なわけで

決めたことの責任を引き受ける覚悟の上での
話だと思うのでね…

親がその責任は負わなくていい

まぁきっと心の中はざわざわするでしょうけどね^^;

こうやって子育てしてきてても
そんなもんです

でも、それが今の私
それでいいと私は思っています


ではまた






















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