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No2   💴〜お金の準備【開業資金】

自己資金+金融機関融資

お店を始めるにはお金がないと出来ません。

じゃあ、どうやって用意するか、、、ですよね😀

私がいままで新規開業のお手伝いしてきたスターターの皆さん、、、。
そのほとんどの場合が自己資金+金融機関融資。

そりゃそうです、都心の一等地で出店しようが街外れに出店しようが、スケルトンであろうが居抜きであろうが、まとまった資金を準備できなければ前に進めません。
最初に乗り越えなければならない高い壁なのです🫤

特に、個人の場合は政策金融公庫融資と自治体の制度融資(保証協会)を利用して開業資金を準備する事になると思われますが、 〜そこで問題は自己資金。
コツコツ貯めて準備してきた方もいれば、身内の援助を受けて準備する方もいらっしゃいます。
何れにしても自己資金が多ければ多いほど融資はスムーズに行われます。

自己資金はどのくらい必要か?


では融資を受ける際、自己資金はどのくらい必要か?、、、気になりますよね😃
一般的によくいわれているのが全体予算の1/3の自己資金、、、。

ですが、例えば政策金融公庫にある「新創業融資制度」の場合、
自己資金は全体の1/10と案内があります。

仮に開業資金全体が2000万だとすれば最低でも200万の自己資金が必要になるという事です。
他の制度融資でも自己資金の割合が明記されていますので参考にしてください。
何れにせよ自己資金が多ければ多いほど融資は受けやすくなるのは事実です。

自己資金の素性は?

金融機関は自己資金の“素性”、そしてホントに用意があるか?を確かめます。
ただ融資の相談中に自己資金は持っています、、、これでは何も通じません。

その自己資金をアナタがコツコツと蓄財してきたのであれば一番の好印象!
融資話も進めやすくなるでしょう。
(何年もかけてコツコツ貯めてきた経緯いが通帳を見て分かる、、、これ一番ですよね)

ではアナタ自身にまとまった資金がなく、そのお金を身内の援助で手にした場合はどうか、、、それなら初めから正直に金融機関の担当者に伝える事。。

自己資金となるお金が一度にポンっとアナタの通帳に記帳されていれば、このお金はどのようなお金ですか?とお金の出どこ、素性について突っ込まれます😅

例えば、身内からの資金援助なら“返済をする必要のない”自己資金として金融機関は考えてくれますが、知人友人からの資金援助は自己資金として見られない、つまり他からの借金と見做される場合がほとんどです。
返済が必要なお金であれば融資全体の返済計画に影響してきますし、何よりも不明な資金の流用は金融機関にとって好印象ではありません、、、。

自己資金をクラウドファンディングで調達する、という離れ業もあります。
確かに資金集めの一つの手段ですが、それなりの注目度、成功アイデアが詰まった事業計画でないと達成は難しいのが実際のところです。
👆期待せず、頭の片隅に。
                                     
😌私が開業のお手伝いをした方のケース
お持ちになっていた車や貴金属など身の回りにある換金性の高いものを売って自己資金を用意した方がいました。
それぞれの売買契約書など揃え、私も融資相談に同席してアピールしたのを憶えています😅

何れにせよ、自己資金は必要になります。
早い段階から準備することを考えておいて下さい。

信用情報について

それから一つ注意点❗️

それはアナタ自身の信用情報、、、つまりお金に纏わる情報です。

#リボ払い 、ありませんか?
携帯料金の遅れや滞納、、、ありませんか?

融資の申込をした際には、アナタの最近の借入履歴やクレジットカード履歴、諸々の返済状況が逐一記録されている信用情報機関に照会されます。

大きなお世話かも知れませんが、憶えがある方は要注意です!

民間金融機関は当然ですが、政策金融公庫でもこの信用情報を調べます。
仔細は省きますが、実際に私がお手伝いした方の中にも政策金融公庫の担当者からそのような指摘を受けたケースがありました。
融資可否にどの程度の影響があるかは分かりませんが不安材料になる事だけは間違いありません。

6ヶ月前から心がけて。
       
例えば1度の遅延なら6ヶ月程は情報機関に残る、数ヶ月にわたる延滞などの情報はもっと長い期間、情報が残るとされています。
またリボ払いのキャッシングや買い物もネガティブな情報となる可能性があるようです。
開業準備、お店を出す〜そう決めたら常に気にしておいて下さい。
不安要素は全て取り除いておく方がいいに決まっていますから🙇

 NO3→💴「事業計画と返済計画」につづく  


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