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【VIVANT観てます】

TBS日曜劇場の夏ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」を観ています。

第8話まで放送され、かなりクライマックスに迫ってきてるような。

私は正直映像が得意じゃない。拘束される時間が長いし、ある程度放映スケジュールに時間を左右されるからです。本なら好きな時に読めます。好きなページを読み返すのも簡単。しかし動画はなんかめんどくさい。

だが。

ハマった時のドキドキ感、ワクワク感、絶対次も見なきゃと思わせる感は映像の方が強い。刺激が強いからかもしれません。

そんな中で今期の「VIVANT」は、久しぶりに継続視聴しています。

ストーリーは検索すればザクザク出てくるので割愛しますが、「ドキドキ、ワクワクのために必要な要素」が詰まっているのだなと感じます。

①ギャップが大事

主人公は冴えないサラリーマンを装ったスーパーマンです。でも一流商社に入社できている時点で冴えてるのだけれど、そんな部分は視聴者に感じさせず、スーパーエリートの中では「冴えてない」感を出す。大事。

しかし、突如見せる牙が「こいつ、実はすごいじゃん!」と思わせる。そのギャップが大事っぽい。

これを叶えるために「冴えない感」と「実はすごい感」の演じ分けという超絶な演技力が必要なのですが、主演の堺雅人さんが完璧で、それがまたいい。

②順番が大事

物事は順番が大事。

VIVANTは要素が出てくる順番が巧妙なのだと思います。

例えば、第5話か6話くらいで、別班がテロ組織テントのモニター山本を抹殺するシーンがあって。だいぶリアルにやっちまった。

その後、別のテントのスタッフを脅迫する時、妻と子どもを人質にとって「次々に殺して白状させる」シーンがあります。そこで私は「前回本当に殺してしまったから、まさか今回も? こんな小さな子どもを」とヒヤヒヤしながら視聴。

この、ストーリーの展開ぶりがとてもうまい。

③脇役まで一ミリも手を抜かない

大変豪華なキャスティング。

私にとって、印象的なのは竜星涼が演じる公安の新庄さんです。

テントの山本を尾行するシーン。めちゃくちゃスマートでかっこいいのに、尾行中にまかれます。というか、毎回見逃しています。でもスタイリッシュ。走る姿は現代アート。

今年3月ごろ、豊橋でロケが行われたそうで、いつか「ここが松坂桃李が隠れてた場所か」と確認しに行かなきゃ。とは別に思ってはいません。豊橋駅とココラフロントあたり。

④王道をさりげなく外す

主人公が寝返るという、視聴者にとって一番望んでいない展開を挟んできた。

しかし視聴後すぐ考察サイトを調べ、「どうも、伏線が色々あったらしい」とわかって少しだけ落胆から回復しました。

(私がよくチェックするのは、「ガールズちゃんねる」という、ガールズというわりに高齢女性がどうでもいいことを書き綴る5ちゃんねるの亜種みたいなやつなんですが、ドラマの感想をここで見るのが趣味→ここで書き込みが多いドラマを見ることも多い)

ハリーポッターの映画を見てないので、伏線に挟まれてもよくわからなかったのですよ。

などなどなど。

結構盛り上がっているようで、次回は特番も放送されるようです。1から3話まではTverで視聴可能。ぜひ。

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