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ライブはする方だけじゃなく 聴く方にもドラマが生まれる。

音楽ライブ?
パフォーマンス?

いろんな表現方法がある。


そして、それを主催したものや、やった人の終わった後の感想はよく聞く。

でも、聴いた方、見た方にもドラマが生まれるんですよね。

当たり前だけど・・・

今日、相方のオープンエアライブを観ながらそんなことを考えてた。


センター南駅横のスペースでライブ。
行き交う人がたくさんいる。

その人ひとりひとりにはその日その瞬間、何か目的があってそこに来ている。

今回初めてそこでライブを開催した相方のライブが目的で聞きに来たって方は、そんなに多くはいない。

たまたまそこを通った!それだけの人が大半。

でも、その時、そこをただただなんか聞こえるなあと通り過ぎる人もいれば、全く耳に入らず、興味もなく、通り過ぎる人もいる。

当たり前だけど・・

でも、そんな中で立ち止まる人がいる。
立ち止まって、聞き入る人がいる。
しばらくしたらいなくなる人もいるけど
最後までいる人もいる。

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それは小さなパパに手を引かれた子どもだったり

可愛らしい女の子だったり・・・

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思春期?15歳前後の少年?だったり、

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私より少し若い感じの、女性だったり、

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シニアな夫婦だったり・・・

1時間強のライブ時間の間に、そこはたくさんの人が通り過ぎて行った。
相方の演奏、知り合いの人はもちろん、
その会場の中までは入らないけど、それを遠巻きに、でも興味を示しながら見ている、聴いている人をそれよりまた外から客観的に見ていた私は、なんだか、すごくたくさんのドラマを見ていたような気がする。

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あの小さな女の子は、なぜ、ママに手を引っ張られながらも、そこにとどまろうとしたんだろう。とか、

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あの少年は、あの曲を耳にした瞬間、何を思って、向かっていた方向とは違う演奏の方向に向いて立ち止まったんだろうとか、

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あの女性は、入り口に貼ってあった写真を全部見た後、入り口のすみで最後までずーっと立って聴いていたのはなぜだろう。
ライブが終わって、立ち去る時に、私の方に向いて、会釈して立ち去った。

それは、どんなライブでもライブ中によくある風景なのかもしれないけど、そんな一人ひとりをずーっとそのまた後ろから見ていた私にとっては、すごくたくさんのドラマ?映画?を見せてもらったような・・・
そんな気分。

その人たちに聞いたわけでもないけど
その人たちの今日のドラマの中の
何かポイント?
何かのきっかけ?

ただただ、聴いたってだけなのかもしれないけど

でも、今日というそれぞれの人のドラマの一部になったことには間違いない。

演奏した本人が、今日は楽しかった。
今日はありがとう。
今日は感動した!

ていうのは、よく聞くけど、

間違いなく、そうやって表現したことが
誰かの心の中の感動とまではいかなくても、
何か心動かすものになったとしたら、
とっても素敵なことじゃないかなあ・・・

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なんて、そんな風に
遠巻きで見ていた私は、ライブ自体というか、
それを取り巻くすべてのものに心動かされたそんな時間だった。

そんな時間をありがとう💛



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