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【初心者向け】解像度ってそもそも何?

こんにちは。Primoです。

解像度という言葉、皆さんご存知でしょうか。

「そんなの知ってるよ!」という方も多くいらっしゃるかと思います。今回はデザインを始めたばかりの方や、これから動画を作ろう!という方向けに、改めて「解像度」という言葉を説明したいと思います。

解像度 = ピクセル数

ピクセル(pixel)という単位があります。

これは、コンピュータやテレビ、スマホといったあらゆるデバイスで共通の単位で、正方形をイメージすると良いでしょう。

例えば、1024 × 1024ピクセルの画像があった場合、

縦と横にそれぞれ1024個のピクセルが並んでいる事になります。

当然、ピクセル数が多い方がたくさんの情報を持っているので、

一般的には「解像度が高い=きれい」という認識があると言えるでしょう。

世の中には2種類の画像がある

解像度が必要なデータ = ラスタ画像

解像度が不必要なデータ = ベクター画像

ラスタ画像は、普段インターネットで見る画像や、デジカメで撮った写真などです。

ベクター画像は、AdobeのIllustratorで作成されたデータの様な、「解像度を持たないデータ」の事です。

どちらも用途がありますが、一般的に「画像」と言えばラスタ画像、すなわち解像度が必要なデータです。

つまり、私たちが画像を作る際には、一体どれくらいの解像度で作成するかを初めに考えなくてはなりません。

動画には、必ず解像度が存在する

さて、動画ですが、必ず解像度が存在します。

Youtubeにも、Netflixにも、Blu-rayにも解像度が存在します。

最近よく聞く「4K」という言葉も解像度を指しています。「4K」については、Primoのノートで紹介していますので、是非ご覧ください。

知っているようで知らない。4Kってなに?

解像度が高いときれいなの?

一般的にはそうでしょう。

しかし、いくら解像度が高くてもきれいと言えない場合があります。

①画像や動画そのもののクオリティが低い

②情報量が少ない

③ノイズが多い

①は当然のことですが、よくあるのが②と③です。

例えば、一面真っ白でも4Kの画像は作れます。一面真っ黒でも作れます。

同じ色のピクセルが縦横にそれぞれ何千個も並んでいるだけですが、解像度としてはあり得る事です。

また、オリジナルは低い画質なのに、無理やり引き延ばすとノイズが目立ちます。これはYoutubeなどでも見受けられますね。

ハリウッド映画の一部のBlu-rayや、最新の一部のNetflixコンテンツは、元々高価なカメラでキレイな映像をそのまま4Kに出しているので、キレイと言えるでしょう。しかし、高画質=美しいは間違った認識です。

解像度とデバイスの大きさは切っても切れない

特に初心者の方に説明したいのが、この点です。

例えば最終的に動画や画像を見る画面がスマホである場合と、

映画館の様な大きな画面の場合を比べてみましょう。

当然、スマホの方が画面が小さいので、細かい粗は目立ちません。しかし、映画館のような大きな画面で見ると、解像度の違いがはっきりと出ます。

結婚式のプロフィールムービーなどが身近な例でしょう。

会場にもよりますが、スクリーンが非常に大きい場合、解像度の違いが大きく現れます。DVDで出すか、Blu-rayで出すかで見た目の印象は大きく変わるでしょう。しかし、スマホで見る分にはそこまで気にならないかもしれません。

大は小を兼ねる場合もある

例えばあなたがFullHDの動画を作ろうとした場合、4Kの動画は必要ないと思うかもしれません。撮影に使うカメラは4Kに対応していても、もしかしたら2Kで撮影しても大丈夫と思うかもしれません。また、4Kの動画素材はオーバースペックと感じるかもしれません。

最終的な解像度よりも予め大きく作っていれば、後でいくらでも修正する事が出来ます。撮影は4Kで行い、後で小さくしたり、切り取ったりする手法はプロもよく行うテクニックです。

これからの動画を作るなら、是非4Kにチャレンジしてみよう

4Kの解像度で撮影、編集を行うのは容易ではありません。

PCのスペックも必要ですし、データも膨大になります。

しかし、世の中のデバイスはどんどん進化し、もはや4Kテレビは珍しい存在ではなくなりました。

これから新しく動画を作るのでしたら、是非一度4Kでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。諸々の理由で難しい場合は、2Kでも良いかもしれません。

動画素材なら4Kがおすすめ

やはり、制作段階では大きく作っておくに越したことはありません。

また、例え2Kのコンテンツを作っていても、4Kの動画があれば切り取って使ったり、後で4Kに変更する際も対応できます。

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